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モネテクノロジーズ出資比率おさらい[10]
どうも、阿蘓です。
有用な自動運転関連の技術・ビジネス・ニュースを1日1回1分程度で読める記事にして配信する「1日1分自動運転ブログ」
今回はモネ・テクノロジーズの出資比率について
#自動運転 #AI #電気自動車 #IoT #エンジニア
2019年3月28日に、ソフトバンクとトヨタの合弁会社であるモネ・テクノロジーズがホンダとトラックメーカーの日野から出資を受けたことを発表しました。
そのタイミングで、簡単に出資比率のおさらいをしようかなと思います。公式サイトもあるので、そちらでも確認できます。
https://www.monet-technologies.com/
トヨタとソフトバンクとのまさかの合弁会社でしたので発表当時は、凄く話題になったかと思います。
事業内容は
1.オンデマンドモビリティサービス
2.データ解析サービス
3.Autono-MaaS事業
その時発表した出資比率は以下の通りです。
資本金: 20億円
ソフトバンク株式会社: 50.25%
トヨタ自動車株式会社: 49.75%
ソフトバンクは、20億円×50.25%=10億500万円の出資、トヨタ自動車は、20億円×49.75%=9億9500万円の出資になります。
この出資比率からうかがえるように、ほとんど対等な立場でありながらも、ソフトバンクがこの合弁会社をリードする形で、設立されたのがわかりますね。
なので、ソフトバンクから来た宮川 潤一 さんが社長に就任しています。
今回、ホンダと日野の出資を発表して、出資比率はどのように変化したでしょうか。
ソフトバンク株式会社: 40.202% (10億500万円)
トヨタ自動車株式会社: 39.802% (9億9500万円)
日野自動車株式会社: 9.998% (2億4995万円)
本田技研工業株式会社: 9.998% (2億4995万円)
となります。参照
日野と本田の株式比率を9.998%にした理由は、10%以上株式を持つと解散請求権を持つことになるのでそれを避ける形での出資にしたかったからだと思われます。(10%と9.998%はかなり大きな違いで、実質ソフトバンクとトヨタが主導権を持ち続けていることは変わらない)
いずれにせよ、ソフトバンクとトヨタが合弁会社をリードしつつ、エコシステムとして他の自動車メーカーを仲間に入れたのは、大きな動きだったのではないかと思います!
今後、100億円まで増資する計画だと話していますが、最終的にどのようなサービスが生まれ、モビリティ社会に変革を及ぼしていくか非常に楽しみです!
以上、かんたんなおさらいでした。
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