YouTube動画からみる自動車メーカートップ9の自動運転状況まとめ(後編:ホンダ/GM/VW)[26]
どうも、阿蘓です。
有用な自動運転関連の技術・ビジネス・ニュースを1日1回1分程度で読める記事にして配信する「1日1分自動運転ブログ」
今回は、自動車メーカーの自動運転事情について
#自動運転 #AI #電気自動車 #IoT #エンジニア
グーグルや中国のバイドゥをはじめとするIT企業の自動運転サービス市場への参入が注目を集めていますが、自動車メーカーも数千億円もの資金を投入し開発に取り組んでいます。
そこで、YouTubeで公開しているデモ動画や公式動画をもとに、どこまで進んでいるのかまとめたいと思います。
7.ホンダ
先日、トヨタとソフトバンクの合弁会社モネ・テクノロジーズへの出資を発表し世間を驚かしたホンダですが、日産やトヨタのように自動運転関連のアナウンスを積極的に行ってない印象です。ただ、皆無ではなく2018年末にGMクルーズとの提携を発表し、今後、約2200億円をと
ですが、公開している自動運転デモの動画等を見ると、おそらく自動運転レベル3の開発を中心に行っているようです。つまり、「自動運転サービスを目的としたものではなく、あくまで量産車につける機能として開発を進めている」と考えられます。ホンダセンシングって名前は聞いたことがあるかもしれません。
8.GM
GMは、自動運転の分野で世界をリードしている企業の一つです。ホンダの提携のように他の自動車メーカーやソフトバンクビジョンファンドからも出資を受けており技術力には定評があるようです。
また、自動運転車の走行距離や所有台数については、グーグルのウェイモに次ぐ世界2位となっています。もともと、クルーズオートメーションというベンチャーをGMが買収した形でGMの自動運転部門になったので、資金を外部から調達する手段は多くあるようです。
配車サービスで有名なLyftとの共同開発で、自動運転機能付きライドシェアサービスの実験を2016年に行ったりと、自動運転サービスの提供を目標に開発を進めているようです。つまり、レベル4-5に相当する技術だと言えます。
GMは、長い歴史を持つ自動車メーカーですが、自動運転部門のGMクルーズに関しては、まるでベンチャーのような動きを見せていますね。
9.フォルクスワーゲン
最後にドイツを代表するフォルクスワーゲンです。
フォルクスワーゲンは、動画を見てわかるように自動運転バスのようなコンセプトを発表しており、自動運転サービスも念頭に開発しています。
また、傘下に持つアウディでも量産開発向けの自動運転機能の開発を行っていたり、GPUで有名なエヌビディアとも提携をしていたり、サービスだけではなく、量産車向けの自動運転機能も作っているようです。
フォルクスワーゲンの自動運転に関する企業間提携は、noteの記事にもまとめたので、ぜひそちらとあわせて読んでみてください。
まとめ
3回に分けて、自動車メーカーのYouTubeでわかる自動運転開発をまとめましたが、(ちょっと内容うすくなった笑)各社、資金と人材は惜しみなく使っているようですね!
終わり
サポートによっていただいた資金は全て自動運転開発へ使います!頂いた分で行った活動は全てノートで公開します!