ジャックニコルソン 考察③アメカジ編
アメカジの先駆者といえばマーロンブランド、ジェームズディーン、スティーブマックイーンがパッと出てくるけど、実は我らがジャックニコルソンも相当なレジェンド。
そらアメリカ人やからA-2とかのアメカジを着ててもおかしくないやろ。と思っている人もいるでしょう。
ただこの人は意図的にワンサイズダウンの着こなしをしてるんじゃないかと思うわけです。だとしたら隠れた男の美学を発見したと思いませんか?しかも当時ピタッと着ることがカッコいいっていう価値観はあったのか?だいたい昔の服ってダボってるイメージです俺は。(ただ単に衣装さんがオシャンだった説はあったとしても信じません。)
「カッコーの巣の上で」
この写真を見ればアメカジloverはまず服に食いつきます。navyのニット帽にA-2、シャンブレーシャツ、おそらくリーバイス におそらくレッドウィングのアイリッシュセッター。
完璧である。しかも襟をチョロンと出してる。これもジャックニコルソンのセンスでしょう。個人的にA-2の着こなしというのは難しい。特にファスナーを閉めたときのスタイルはさらに難しい。それがこの着こなしである。
「さらば冬のかもめ」
ピーコートにセーラーパンツ。どう見てもむちゃくちゃカッコいい。こんなにピタッとピーコートを着こなしている人はジャックニコルソン以外に道端でも見たことがない。これからは「ピタッとピーコート」こうやって覚えましょう。
「イージーライダー 」
このポケTの着こなしも素晴らしい。ボトムスはneatなんですか?と言いたくなる。このスタイルにサーモントの眼鏡にクリップオン。日本人はサングラスをかけない人が多いけどこれを読んでいる人は付けていきましょうよ。
アメカジ入門編といえばやっぱりジーパン。ジーパンが似合う男ってのは男からしたらやっぱりかっこいい。人それぞれに醸し出す男っぷりがあったりしますが、ジャックニコルソンはジーパンの着こなしが素晴らしい。ジーパン好きはわかるやろうけど、いいケツしてるんです。(これはもちろんリーバイスの素晴らしさもあります。)
ファイブイージーピーセスでこの表紙の左側の女性とチョメチョメするときに着ているTシャツはなんとtriumph。白の生地に青文字でtriumphである。たまらんでしょう。古着で買えば数万円するんちゃうか。
というわけでこんなもんにしときます。
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