ジャックニコルソン 考察⑤ さらば冬のかもめ編
ロジャーコーマンが映画界に与えた功績はほんとすごいんやろうなぁ。コロナのステイホーム中にInstagramでショートムービー大会をやるくらい良いおじいちゃん。
ボクは心の中の声は発表しないと失礼と考える性格なのでここはあえて言っておくが、何回聞いてもきわきわな名前である。
この映画でジャックニコルソンはバダスキーという海兵を演じているが、あだ名はバッドアス(悪いア〇ル)。きわきわどころか振り切ってて最高にかっこいい。
この映画は海兵3人のロードムービーです。
海兵3人のロードムービーと言うと男性ホルモンが悶々とホルモンしててタプンタプンな物語なのかなと思ってしまうのも仕方ないけど、この映画はとっても優しい映画。
きっと撮影のほとんどが極寒の中撮られてて、観ているこっちまでほんまに寒くなるが、こんなに気持ちが温まる映画もあまりない。
このバダスキーはジャックニコルソンのまんまじゃないの?と1番ジャックニコルソンを感じてしまう映画がこのさらば冬のかもめです。そんで1番カッコいい。さすがバッドアス。
そして、もう1人の海兵のメドウズを演じているランディクエイドは、インディペンデンスデイで宇宙船のお尻の穴にハイテンションで突撃して地球を救ったあの男である。
さらば冬のかもめを見る限りあのままおっきくなったとしか思えないくらいこの人も演技を超えて表現をしている。実はあのまま除隊にならず戦闘機のパイロットになっていたんじゃないのか。
もう1人の海兵はオーティスヤングが演じるマルホール。上のふざけた2人を締める役がいるからそれぞれの人柄が際立つ。とっても重要なキャラである。
ほんとキャスティングが完璧にハマっている。
おでん作るからここでやめとこう。