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スイスでハネムーン① | チューリヒ・マイエンフェルトの旅
おすすめの国はどこですか?と聞かれたら、迷わずスイスと答えます。
ハイジの故郷マイエンフェルトで大自然の中ハイキングをしたり、愛の不時着ロケ地巡りでドラマのシーンを再現してみたり、山岳ホテルで幻想的なアルプスの女王を眺望したり、パラグライダーで空を飛んだり..
スイスでのハネムーンでは一生忘れることのない体験をたくさん積むことができました。夫婦でスイスを訪れることができて幸せです。
今このエッセイを読んでいるあなたにも、人生でたくさんの思い出を作ってほしいです。その一つがスイスになれば嬉しいです。
チューリヒ
AM6:30。チューリヒ・クローテン国際空港に到着しました。初めてのスイスです。どんな経験ができるのか、どんな出会いがあるのか。ワクワクが止まりませんでした。
まずは空港からスイストラベルパスを利用しチューリヒ中央駅(Zürich Hauptbahnhof)に移動します。大きな荷物があると不便なので、チューリヒ中央駅のコインロッカーにキャリーケースを預けました。
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※スイストラベルパスは日数・グレードに応じて価格が異なります。私たちは2等席8日間有効のトラベルパスを購入しました。価格はCHF 419(レートにもよりますが、CHF 1=170円とした場合:71,230円/人)でした。スイストラベルパスの有効期間内であれば500か所以上の美術館や博物館の入場料も無料になります。
最初に向かったのはFIFAミュージアム。サッカーファンにはたまらない場所です。公共交通機関でも行けますが、チューリヒの街並みを楽しみたかったので2kmほど歩きました。
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FIFAミュージアムは「歴史あるサッカーの遺産を引き継ぎ、国境を越えて、未来に羽ばたくサッカーを伝えていく事」を使命としており、長いサッカーの歴史を物語る1000点以上のグッズ、4000点以上の文献、1400点以上の写真などFIFAが保有するコレクションの数々が展示されています。
館内のコインロッカーの扉には有名選手の名前が書かれています。(日本人の名前があるのが嬉しかったので)元なでしこジャパンの澤さんのロッカーを利用しました。コインロッカーのメダルは持ち帰りできるので記念にもなります。
スイストラベルパスの対象だったので無料で入場できました。
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日本から持ってきたJ2リーグの栃木SCユニフォームに着替え見学をしました。世界中のサッカーファンと仲良くなるきっかけにもなります。
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FIFAミュージアムには楽しい仕掛けが多くありますが、一番の目当てはFIFAワールドカップトロフィーになると思います。これ、本物です。
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金色に輝くトロフィーを間近で眺めることができるのは貴重な体験です。
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ランチは事前に調べていた人気店に向かいます。
場所:ツォイクハウスケラー
(Restaurant Zeughauskeller)
チューリヒ風ゲシュネッツェルテスが看板メニューの元武器庫のレストランです。※チューリヒ風ゲシュネッツェルテス:ホワイトワインで煮込んだ牛肉とロスティ(ジャガイモ)の組み合わせ
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初日はどうしてもスイスの郷土料理を食べたかったので大満足。中世の武器庫を改造したレストランということで雰囲気もよかったです。
ランチの後はヨーロッパ最大の時計がある聖ペーター教会に行ったり
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Netflixで話題になった韓国ドラマ「愛の不時着」のオープニングで登場したリンデンホフの丘を訪れました。チューリヒで一番眺めがいいと思います。
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初日のチューリヒはここまでですが、帰りの飛行機もチューリヒ発なので、行ってみたかったリンツ・ホーム・オブ・チョコレートは旅の終盤に訪れたいと思います。
マイエンフェルト
ザルガンス駅(Sargans)で乗り継ぎ、マイエンフェルトに向かいます。チューリヒ中央駅からマイエンフェルト駅(Maienfeld)までは約1時間15分でした。
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ハイジの世界を楽しむためにマイエンフェルトに来ました。メジャーな観光地ではないので、現地の人から「車で送ってあげようか?」と声をかけていただいたほど人が少なかったです。お気遣いに感謝です。
宿泊先はホテルレストラン ハイジホフを選びましたが、大正解でした。
ホテル:ホテルレストラン ハイジホフ
(Hotel-Restaurant Heidihof)
料金:2泊で53,117円/2人(朝食込み)
駅からホテルレストラン ハイジホフまでは2.5km離れています。登り坂になるので徒歩はおすすめできません。ホテルの担当者に予め到着時間を連絡しておけば、駅まで車で迎えに来てもらえます。
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チェックインを済ませ部屋に向かうと
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偶然にもハイジの部屋を案内されました。(イメージしていたハイジとは少し違いましたが..)マイエンフェルトは3日目のAMに出発するプランなのでハイジの部屋で2泊します。
前日の飛行機移動により疲れも溜まっていたので、この日は早めに消灯しました。
ハイジの世界が現実になる。
2日目のエッセイへ続きます。