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ラオスでホームステイを体験 | 人生で一番大切なものを教えてくれた場所

人生で一番大切なもの

私にとってのそれは「家族」です。

ラオスでの経験は私の人生を大きく変えてくれました。

ラオスという国

ラオスは東南アジアに位置する多民族・社会主義国家。今回私が訪問したルアンパバーンは、ラオスの古都・山々に囲まれた仏教都市として知られています。町全体がユネスコ世界遺産にも登録されています。(首都はビエンチャン)

古都・ルアンパバーン①
古都・ルアンパバーン②

ルアンパバーンには信号が1つもなく、道路も凸凹。街灯もほとんどなく夜になると辺りは真っ暗。ホームステイでの暮らしは井戸水でカラダを洗ったり、歯磨きをしていました。

インフラが整っているとはいえない環境でしたが、ラオスで暮らす人はみな幸せそうな顔をしていました。

ルアンパバーンの道路

私はある疑問を抱きました。

この幸せは、どこから来ているのだろうか。

5日間という限られた滞在でしたが、現地の方々と生活を共にすることでその理由が分かりました。

ルアンパバーン体験記

夕暮れ時にメコン川に沈む夕日

象使いの免許を取得できると聞いたので、ツアーに参加しました。象の背中に乗ったり、象の語学学習をしたり(象の言葉ってあるんだと驚きました)、メコン川で象のカラダを洗ったり、餌をあげたり

様々な体験を通して、無事に免許を取得しました。

メコン川で象のカラダを洗いました
緑豊かな森林の中にあるクアンシーの滝

ラオスの子どもを集めてサッカーもしました。ボール一つあれば国は違えど仲良くなれることを実感しました。一方で、水を買わない(買えない)子供がいて、水分不足のために途中で足つっている子もいました。お金がないから買えないという現実を目の当たりにして、胸が痛くもなりました。「小さなことでも自分にできることがあれば力になりたい」と感じた瞬間でした。

ラオスの子どもとサッカー交流

ホームステイを体験

ラオスでホームステイをさせていただきました。本当に素敵な人柄の家族でした。

ホームステイを体験

ラオスの家族はみな英語を話すことができなかったので、ジェスチャーと表情で意思疎通を図りました。言葉は通じなくても分かり合える。個性も尊重し合える。お互いを知ろうとすれば、想いは通じ合えることを学びました。

東南アジアではナイトマーケットが盛んに開催されていますが、ルアンパバーンでもナイトマーケットは大きな観光業になっています。

ナイトマーケットの様子

ホームステイ先も出店しており、ナイトマーケットの準備〜販売、撤収までを家族みんなで協力して行い、それから自宅に戻って晩御飯を食べるという生活リズムでした。晩御飯を食べる時にはすでに24時を回っていましたが、必ず家族全員で食卓を囲み、その日あった出来事を共有したり、たわいも無い会話を楽しんだりしていました。

どんなに忙しくても家族みんなで集まる時間を作っていたり、家族で力を合わせてナイトマーケットの準備〜撤収までをしている姿を見て、家族の絆を感じ心温まりました。

家族を何よりも大切にしているラオスが素敵でした。

さいごに

仕事を頑張れるのも、毎日を楽しく過ごせるのも、健康でいられるのも。全ては家族の支えがあるからだと思います。

家族にできること(してほしいこと)を共有する。一日のどこかで家族でコミュニケーションを取る機会を作る。当たり前に思えることが、意外とできていないという方も多いのではないでしょうか。

助けてくれたら「ありがとう」の言葉を伝える。困っていれば「助けて」の言葉をかける。家族はそんな寄り添える存在であってほしいなと願います。人生で大切なものは人それぞれですが、一番身近にある『家族』という存在に感謝をして毎日を過ごしてほしいというのが私が伝えたいメッセージです。

また機会があればラオスの家族に会いに行きたいと思います。

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