つれづれなるままに、日暮らしスマホに向かいて、、、
いつか文筆業で生計を立てたいと思ってる。いや、思っていた。(過去形)
齢(よわい)50となり、天命を知るどころか、むしろ迷いが絶えない中年サラリーマン。
ゴルフも釣りも中途半端で、特ににこれと言った趣味はない。本屋に行っても気になる趣味の本もない。
何かに夢中になりたい、、と本屋に足を運び、趣味の雑誌の棚をひと通り眺め、立ち止まる。
「いやいや、ちょっとその改造車は痛いでしょ、、、」と心の中で呟きながら、車の雑誌を食い入るように見つめる同世代の男性を心のどこかで羨ましく思う。
結局、自己啓発本を眺めるだけで店を出る。
50で自分探しの真っ最中。
本屋を出て1人つぶやく「痛いのは自分だな。」