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幸運な病のレシピ 2020年12月11日(2493)〜2020年12月20日(2508)
合併症が怖いと言うが、その本質は「医学の対処療法」が優秀になったためである。今までなら簡単に死んでいた「取り返しのつかない組織の死」が起こっても生かすことが出来るようになったから合併症が怖いのである。
心筋、脳(神経系・分泌腺・感覚器官)、腎臓、膵臓、肝臓、骨髄、皮膚粘膜組織いずれも一旦死んだら同じ役割の細胞は生まれてこない。だから厳しく守られている。
脳は髄膜に守られ「血液脳関門」と呼ばれる特殊な形態の毛細血管が脳の中を走っている。そして髄膜の内側は細菌の量が少ない=白血球が少ないのだ。それだけ厳しく守られている臓器が他の臓器より早くに破壊されるのである。それも、特定の細菌やウイルスではなく、「病因」が特定されないのだ(自己免疫疾患である場合も多い、I 型糖尿病は自己免疫疾患が組織を破壊しているのだ)。
そもそも身体の中の臓器は徐々に皆同じ様に劣化して静かに動きを止めるものなのである。昔の小さな年寄は徐々に動かなくなりコトリと死んだ。
食事や生活の中で、身体の中には「細胞生命」や「ウイルス」が入り込んでくる。その中には多種のタンパク質、脂質やミネラルが細胞のパーツとして使われている状態で入ってくる。そのパーツを受け取り自分の一部にしていくのだ。それこそが食物連鎖であり輪廻転生なのだ。
しかし、「私細胞」のほうが破壊され取り込まれる事もある。重要な臓器でそれが起こったらオオゴトである。特別な細胞たちは、一度破壊されたらその機能は失われる。「身体と言うコロニー」の細胞が浮かんでいる「内なる海」の中でも特別に守られ組織特異性を維持しているのだ
問題はなぜそんなふうに早い時期から個々の組織が破壊されるかということである。生活習慣病のほとんどは「自己免疫疾患(炎症)」とつながっている。膠原病や難病、ガン(これも原因が見つかっていない)、リュウマチに骨粗鬆症、いずれも「免疫」が絡んでいる。免疫は「私を守る忠実な兵隊」ではない「無慈悲な壊し屋」なのだ。赤血球は一秒間に120万個破壊される。生命科学の「免疫に対する」考え方がプア(バカ)なのである。
私たちの身体は環境に適応し続け、変化する。その変化は不可逆であり、だからこそ世界に生命は満ち溢れている。あたしたちは幾度もメタモルフォーゼを繰り返しているのだ。そして最後のメタモルフォーゼのあとに静かな死を迎える(今度書きます)。
取り返しのつかない細胞で成り立っている組織は過去を記憶するために死なないのだ。だから再生治療はナンセンスである。ベテラン営業マンの後釜に新人若造が入ってもいい成績を挙げられるわけがない。細胞は毎瞬間、外部の状態を読み様々な代謝系を調整する、細胞膜の表面に有る受容体に関しても感度を落としたり潰したりをこぬのだろう。インスリン抵抗性は病気ではなく機能ではないかというのが僕の仮説だ。
僕はぴんぴんころりの人生の終わりを迎えるために食事を作る。身体というダンスホールで細胞たち(ウイルスや細菌、私細胞)に楽しく過ごしてもらう。素材から丁寧に、素材の持っている細胞を大事にした食事こそが食物連鎖を守るのだ。
医者も専門家も「病因の無い病状」の大流行の前になすすべもない。原因がわからないのに、対処療法は発達してく。一生続く投薬(それも何種類も)やがて同じ様な手術が繰り返されて管だらけにされ(経管栄養・胃瘻・点滴)て生かせられる。ウンウン苦しめば一服盛って盛られて小さな部屋で目も開けない。健康寿命の真反対である。生きている限り年金は払い込まれるから、なかなか殺してもらえない。
福祉国家バンザイ。
医者のいう事聞いていたら、統計的にほぼみんなそうなる。
ー>記事の終わりに続きます
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12月20日 -----kg 鰹タタキ、汁、冷凍(餃子、豚まん)
12月19日 -----kg 揚げ物、柚子味噌、タコ、揚げ物一式、★★ビール、焼酎
柚子味噌、焼き鳥、タコぶつ
昼は揚げ物である。セロリの天ぷらが美味い。蕎麦食っちまった。
朝は鮭にさばの味噌煮の味噌汁。玄米であった。
12月18日 -----kg おでん、手羽先のネギ挟み、キャベツのタジン鍋蒸し、★★ビール、焼酎
手羽先のネギ挟み、キャベツのタジン鍋蒸し
12月17日 102.5kg すき焼き、パスタ、、★★ビール、焼酎
かなり太っておる、どうしようか。
夜は娘のおごりでお寿司食べた。控えめであるが、酒も飲んだ。
すき焼きだが、京大根を入れた。カブのような食感である。安く売っていたどそうだ。
昼から飲んだ昨日のハンバーグでパスタである。美味い。昼から飲んだ
12月16日 -----kg スパニッシュオムレツ、煮込みハンバーグ
動画は準備中
夜はデカハンバーグの煮込みと、鶏の地獄焼きである。明日はハンバーグがパスタになる。
スパニッシュオムレツは得意料理だ。牛肉と玉ねぎにキノコに人参ピーマンを炒めてタマゴ4個で閉じたものである。最高である。
12月15日 -----kg 酒飲まなかった、揚げ物、茄子のトロトロ
夜中菓子パン買ってきた。
火曜日は揚げ物の日である。唐揚げやカウを毎週修行する。今日は里芋をひき肉でくるんでフライにした。スコッチエッグならぬスコッチ里芋である。
美味しかった。夜は茄子のトロトロに里芋を入れた。里芋まつりである。とにかく安いが腐りやすい。蒸してカア向いて食べるのが今年の流行りであおる。
12月14日 101.2kg 酒飲まなかった、野菜炒め、肩ブロック炙り、カツレット、里芋と牛肉の汁
なんと2日飲んでいない。なんとなく原因は分かるが、明日も飲まないでいれるだろうか?人は心で食べる。
豚の肩ロースを半分に切って、炙り焼きとカツレットにした。カツレットは落合務さんの本で読んだ。炙り焼きは赤ワインと醤油の味付け。汁は里芋を蒸しておいたものを皮を向いてびゅう肉に合わせて味噌+白ごまだった。妻に美味しいと褒められた(笑)。料理は楽しい。美味しくできればっもっといい。
12月13日 -----kg 酒飲まなかった、
12月12日 -----kg 唐揚げ、カボチャ、レンコン、鳥
酒飲みながら精神病関係の本を読んだ。面白い。思っていた通りのことがかかれている。幸運な病のレシピにおける「生活習慣病」と同じ考え方が適応できると感じる。。今度かかなければならない。柿の渋抜きの酒しか無くなった。僕の渋も抜けるといいのだが。
唐揚げ軍団、今日はカキフライをした。イモとカボチャとレンコンは蒸し器で蒸してから揚げた。結構美味い。ご飯悪くなっていた。大豆と一緒に炊くと美味しいけど、足が早くなる。
12月11日 -----kg セロリチヂミ、糠サンマ、豚肩肉の炙り、★★ビールイイチコ
飲んでおる、タッパにお菓子を詰めて飲むのだ。夜中に起きてパン食った。
動画は準備中
妻が豚の肩ブロックを買ってきたので炙った。味を入れなかったら不評であった。次回は味をいれることにしよう。
動画は準備中
牛肉とセロリのチヂミである、かなり美味いこれは当たりであった。
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僕は、この「病因の無い症状だけの病」の大流行を社会の変化の中に原因を見る。わずか80年で大きく社会は変わったのだ。「核家族化」が「家族を破壊した」と言うがその表現は正しくない。
グローバリズムと言う獣が、「家業」という一人一人の生きる場所を奪い去った。その結果「教育、食事、医療、介護、生と死」を司っていた「家庭」と言うシェルターから、みな追い出されたのである。
かつては東北地方で飢饉があって農業を捨てる他なかっった。今はグローバリズムが地域の経済を破壊して、地方では生きていけなくなったのだ。そして都会に集中したが、そこでもっと悲惨なことが起こっている。
その最初の出来事は農業の破壊であった。専業農家が消えたのは、地域で作った米を日本人が食べなくなったからである。農業が金を産まなくなった時点で、その金を原資に回っていた肉屋・魚屋・八百屋・卸問屋・駄菓子屋全て崩壊した。
家業が破壊され、親たちは時給のために「会社」と言う場所に行った。教育の場であった家族という場所から子どもたちは「学校」に集められた。年取って自分で食事を作れなくなったら施設域である。
当然、食事を繋ぐ徒弟制度も消え去った。その真空に目をつけるのがグローバリズムである。時間が来れば半額になる弁当や総菜。「安い値段で手にはいる満腹」が売られる。
それはおそらく1980年代に起こっている。なぜ経済学者がもっとこの問題を見つめないのか不思議である。
決して元には戻れない、50年後もこのままであるとは思えない(良くなると思えない)しかし、苦しんで死ぬのはまっぴらだ。
家庭は「シェルター」でありながら、「欲望を閉じ込める檻」でもあった。LGBTQと言うが、結婚相手と永遠にセックスしている家族がどれだけいるだろうか?
結婚したあとでセックスの相性が合わないと言う事がほとんどである。これも、家庭という企業が失われたからだ。家庭で毎日働いていれば相手のこともよく分かる。互いが苦しんでいることがいつも見える。
だから、我慢してセックスしていたのだ。給料が安いとか手伝わないとか色々理由があるだろうが、対抗策としてセックスを拒否するのである。大体からして、どんなにたくさんしていなくともいいと言われれば何も言えない。セックスとは子供を生むための儀式ではない。身体というコロニーのマイクロバイオームが行き来するためのパッションである。
それが失われるのだ。そして、セックスはディールの材料になる。不倫が広範囲で行われる(不倫はかつての狭い範囲のコミュニティでもあった。人はセックスしまくる生き物なのである。そしてセックスを隠すことはコミュニティの維持に欠かせなかった。この事は別途の議論で)。
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