理念、「自然体で、生きる。」の背景にある社会課題
こんにちは。クリエイティブ・カンパニー、株式会社スカイベイビーズ代表の安井です。
今日は、当社の理念「自然体で、生きる。」が生まれた背景について、お話ししたいと思います。
私たちは、Webを主な切り口としたあらゆるコンテンツをクリエイティブする会社です。そんなクリエイティブ・カンパニーの理念が、「自然体で、生きよう。」です、とお伝えすると、驚かれることがあります。「何ですか、それ?」と。
そこでまず、理念の前提にある「課題意識」をお話しします。
この図を見てください。
周知の事実ではありますが、日本の人口は減少の一途を辿っています。2030年には労働人口が「644万人不足する」と言われており、日本では、「労働力確保」と「生産性向上」が最重要課題として上がっているのです。
一方で、こんな調査結果もあります。
これは、「自分自身に対する満足度」と「職場に対する満足度」を問いた調査結果ですが、自分に自信を持ち、気持ちよく働いている日本人がいかに少ないかがわかります。
さらに深刻な課題も。
気分障害を訴える人が右肩上がりで増加しているんです。この数字を見て、「日本は自分らしく働ける、気持ちよく働ける社会とはほど遠いんだな」と感じました。私の身近にも、仕事を通じて体調を崩してしまった人、休業を余儀なくされた人がいます。息苦しいだろうな、どうにかならないかな、とずっと思ってきました。
今、世界は「VUCAの時代」と言われていて、ビジネスや社会にとって「未来の予測」が難しい状態です。そんな曖昧で、複雑で、確かなもののない時代を、「個人」はどのように生きていったら良いのでしょうか?
ひとつの答えとして私は、個人一人ひとりがもっと「自然体で生きられるような社会にしたい」と考えるようになったんです。
「自然体」とは「ありのまま」とか「自分らしく」とか「自然と共生するように」とか、いろんな表現ができますが、どれも正解です。
スカイベイビーズでは、「自然体」を、「生きていく個人が、自らを信じ、他者に認められ、存在価値を認識できる状態で、いきいきと働き生きていると誇れること」と定義しています。(2022年5月現在)
「どうしたら個人は、自然体で生きることができるのか」「どうしたら自然体で生きることができる組織をつくれるのか」。私をはじめスカイベイビーズのメンバー全員で、試行錯誤しているところです。まだ道半ばではありますが、使命感を持って取り組んでいます。
試行錯誤の過程もすべてみなさんに開示することで、「自然体で、生きる。」という考えに共感し、実現する人が、一人でも増えてくれたらと願っています。
これから私たちの考えを、つぶやくようにnoteに綴っていきます。ぜひお付き合いください。
★日々の暮らしのなかで実感する、「自然体」についても語っています。
★ツイッターもやっています。