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フラット組織の混乱 Part.3 〜時間をかけて慣れていこう〜

意思決定は、時間をかけて慣れるしかない

こんにちは。スカイベイビーズ代表の安井です。今回は、フラット組織における「意思決定の難しさ」について、正直にお話ししたいと思います。

ここ3年でメンバーが倍近く増え、たくさんの関係者によるコミュニケーションを取る機会が増えています。いつのまにか会議の数ばかりが増えている、そんな状態…。

そんななかでも先日、うちのメンバーが、「こういう決め方をしたら、スカイらしくないですもんね!違う方法を見つけないと」と言っていました。みんなが答えを持っていない中でも、「スカイらしい意思決定をすべきだ」と理解してくれていることがありがたいですね。

しかし、
◎誰が、何を決めたらいいのかわからない
◎意思決定に慣れていないから、どうやればいいのかわからない
◎役割の切り分けが、いまいちはっきりしていない
このような課題には今もなお度々、直面しています。「本当の課題はどこにあるのか」誰もわかっていないんじゃないかな。

僕も含めてこれは、経験を通して「できるようになっていく」しかないと思っています。

仮に僕が「○○さんが意思決定してください」などと指示したら、一瞬でヒエラルキー組織に戻ってしまう。どうやって意思決定すべきか、時間をかけて悩んでもいいから「みんなで慣れていこう!」とメッセージしたいです。

慣れた人が増えていったら、新しい人たちも次第に意思決定ができるようになるんじゃないかな。

学びを広めていく努力を

意思決定に慣れた人にはぜひ「学びを広めてほしい」と思います。どんな風に意思決定を行ったのか。意思決定を行う際にどんな点に気をつけたのか。ぜひ共有してもらいたい。

最近、人事のメンバーが「スカイwiki」というものを作ってくれました。これは、社内のあらゆる情報がまとまる場所です。「何に取り組み、何を共有することで、どうやって学びに変えていくのか?」という視点は、一人ひとりに持ってもらいたい。難しいところですけどね。

フラット組織では最低限、「自分たちのこと(会社)は、自分たちでアップデートしなければならないんだ」という意識を持たないと。「上司の愚痴を言う」ってことは、スカイではあり得ないのですから。

今日のルールは、明日のルールではない

学びを広げていくために、たとえばルールをつくること、仕組み化することもアイデアとしてはありでしょうね。

ただ、僕らは「生命体」として常に成長し続ける組織でいたいのです。決めたルールが形骸化されて、目的を果たさなくなったら、それは必要なルールではなくなります。

初めてやることは、そもそも価値がある。だから、何でも始めてみてほしいと思います。将来の先の先まで見据えることは難しいですし。

でも、共通認識として持つべきなのは、「決まった形はない。常にブラッシュアップすべきだ」ということです。「今日のルールは、明日のルールではない」が、スカイベイビーズの価値観と言えそうです。


★大切にしている「価値観」が、ほかにもあります。

★日々、考えていることをつぶやいています。


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