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膝関節104 変形性膝関節症と膝の可動域

おはようございます!
まだ正座はなんとかできる中年男性の塗山正宏です。


今日のテーマは、

変形性膝関節症と膝の可動域についてです。


変形性膝関節症が進行すると、膝関節の可動域が徐々に低下していきます。

元々正座が出来たのが、可動域が低下することによって、正座が出来なくなってしまいます。

そして、膝を伸ばしても、膝の裏が床につかなくなってしまいます。

ここで、日常生活に必要な膝の大まかな角度を紹介してみましょう。

・平地歩行・・・屈曲約70度
・階段昇降(10㎝)・・・屈曲約80度
・階段昇降(20㎝)・・・屈曲約100度
・階段昇降(30㎝)・・・屈曲約120度
・階段昇降(40㎝)・・・屈曲約130度
・椅子への着座(30~40㎝)・・・屈曲約100度
・正座・・・屈曲約150度
・あぐら・・・屈曲約130度
・和式トイレ・・・屈曲約145度
・床からの立ち上がり・・・屈曲約135度

膝の曲がりが悪くなればなるほど、日常生活での動きに制限が出てくるっていうことですね。

日常生活に影響が出ないように、膝関節の可動域は保つようにしていきましょう。

良く曲げて、良く伸ばす!

ストレッチ、ストレッチ!


本日のまとめ

膝関節の可動域が悪くならないように気を付けましょう!

「じゃあ、みんなBBQしましょうか!」

年に1回くらいはBBQしてもいいかなと思っている整形外科医の塗山正宏でした。

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塗山正宏@人工関節専門医師
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