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膝関節92 人工膝関節置換術の手術方法

おはようございます。
分厚い背中が欲しい塗山正宏です。
「冷蔵庫~!」


今回のテーマは

人工膝関節置換術の手術方法についてです。


人工膝関節置換術の手術をする際には、

通常内側広筋を切開する方法(Medial parapatellar approach)が一般的です。

黒い線が切開線(3D4medicalから引用)

しかし、私はなるべく筋肉にダメージを与えずに手術を行うことが大事だと思っています。

そのため人工股関節置換術の手術と同様に、筋肉を切らないアプローチを用いて人工膝関節置換術を行っています。

内側広筋を切らないアプローチ(Subvastus approach)です。

赤い線が切開線(3D4medicalから引用)

筋肉を切らなければ、術後の疼痛が少なく、回復が早くなるという利点があります。

いかに手術による筋肉のダメージを少なく手術をするかが大事なのです。

もちろん肥満の患者さんや、元々の膝の動きが悪い場合には、筋肉を温存するアプローチが出来ない場合があります。

でも、出来る限り身体に優しい手術をするのが私の哲学なので、これからもいかに良い手術をするために日々探求していきます!

「そこに山がある限り登り続ける。」

「より良い手術を行うために努力を続ける。」

これが私の哲学ですね(優しい笑顔)。


本日のまとめ

笑顔になる人が一人でも増えるように、少しでも良い手術を行えるようにしたい。

「大盛チャーハン!!」

パラパラチャーハンが好きな整形外科医の塗山正宏でした。

よろしければサポートお願いします!サポートしていただければもっと頑張れる気がします!(笑顔)