見出し画像

大阪市内から無いモノねだって田舎に来た27歳男子

都会から田舎へ移る人もいれば
田舎から都会へ移る人もいる

田舎の過疎化が進むのって
田舎から都会へ移るハードルは低くて
都会から田舎へ移るハードルは高いからなのかな…

都会は隣の家の人の顔なんか知らなくても
気にならないし、
そこに住んで時間が経っても
みんなが3件隣の人の顔を知らない。
マンションなんかでも隣の部屋が物音しても
「なんかやってるな…」って感じ。
駅までの往復で事足りる住居。
そこに家を借りればその日から
何年後も同じ暮らしができる。
ハードルが低い、かも知れない。

で、
田舎は時間が経てば3件隣の人と顔見知りになる。
庭で畑をしたら、「これカブですか?」
「じゃがいもの時期ですね」
「ハーブ育ててるの?」
なんて、声をかけてくれる。
会話が増え、繋がりが強くなっていく。
住居を中心にコミュニティが形成されていく。
心強い。
反面、新規でそこに住むことになれば、
周りとの温度感で最初は疎遠に感じるかも…?
買い物場所や病院が少なかったりもする。
ハードルが高い、かも知れない。

僕が田舎暮らしを始めた地域は
妻の実家近くで、
知り合いがいるでもなく、全くの新規参入。

それでも田舎暮らしを選べた理由は、
都会の暮らし、
駅までの往復で事足りる拠点の
必要性を感じなかったから。
「え、その家必要ある?」
ってな感じ。

住んだからには、
拠点の地域を活用して枝葉を広げて
楽しくやっていきたい
って思いがあったから。

で、疎遠に感じたとしても
そもそも都会で
全く周囲の人と関わってなかったんだから
田舎でも変わらないよね…
なんて思ったりする。

ちょっと、
うがった視点かも知れないけど、
都会の住宅地での「ここは、良い街だよ」が、
”便利”という点で良いとしか見れなかった。

実際、家探しの内覧の時
不動産屋さんの言った「良い街だよ」の続きは
「近くにスーパーもあるし、駅も近いし…」
が続くのだ。
便利が魅力じゃ無い訳ではないのだけどね。

今、僕が暮らす田舎は
畑がそこらじゅうで出来て、
自然が近くて風景が綺麗。
四季に合わせた文化に触れられる。
週末は山の手入れをする人たちと
焚き火を囲んでコーヒー◎

田舎に暮らすハードルは高いかもだけど
関われば関わるほど、
その味を深くまで堪能できる
ホルモンのような
コクのあるコーヒーをゆっくり味わうような
”うまみ”が田舎を感じれている。
うまみだけに「まだまだ序の口」
時間と共にもっと味わえる可能性を
感じている。

別に、都会を批判するわけではないけど
自分には田舎が合ったというだけの話

無いモノねだりをするのが
人間なので、
便利を求めて田舎から都会に行く人もいれば

無いモノねだりをするのが
人間なので、
落ち着きと自然を求めて田舎に来た僕がいる
というだけの話。

あなたに無いモノは
どこにあります?

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集