多様な子どもが、それぞれのやり方で幸せな大人になっていくためにどうしたらよいかを一緒に考えたい!
社会が流動化し、今までの常識が通用しなくなってきている。
教育システムの出口として設定されていた社会は、今の子どもたちが出ていくときには、別の形に変質しているかもしれない。
子どもたちは、そんな時代の雰囲気を察知しているのではないか。だから、大人の言葉が空虚に感じられ、響かなくなってきているのではないか。
インターネットを通して、大人も子どもも大量の情報に触れていて、情報格差がなくなっている。子どものほうが圧倒的に詳しい領域もある。
コロナ・パンデミックとウクライナ危機によって、誰も未来を見通せなくなってきた。「こうすれば大丈夫!」という成功法則や必勝法は、おそらく存在しないのだ。
そんな時代状況の中、学校に行かない選択をしている子どもが増えている。これは、自然な成り行きのように感じる。
学校に通う選択をしている子どもも、行かない選択をしている子どもも、どちらの選択も尊重されて、それぞれのやり方で幸せな大人になっていくにはどうしたらよいかを、いろんな立場や考えの人たちと話し合っていく必要があるだろうと思う。
特に、教育に関わっている人が、立場を超えて、個人として繋がって対話していく時期が来ているのではないか。
教育に関わっている人とは、教師はもちろんだが、塾の先生、そして、親、地域の人、学生など・・である。ある意味、ほとんどの人が当てはまるだろう。
それぞれが、自分の枠組みを超えて、対話したい。
枠組みを超える場を作るために、フリースクール全国ネットワークの江川さんと、地域を旅する大学「さとのば大学」の会沢さん、内藤さん、長谷川さんに声をかけて、「組織としてではなく、個人として繋がってプロジェクトチームになりませんか?」と呼びかけました。
想いを共有し合う対話を重ねて、こちらの対話の場を一緒に創ることになりました。
※対象は、教員、教員を目指す学生に限りません。参加したいと思ったあなたが対象です。
江川さんをはじめとしたフリースクールの人たちとも2017年頃から関係性を深めてきたし、さとのば大学にも立ち上げから関わってきたので、それらを繋いでいっしょにやれることに、心がほくほくしています。
そこに、2013年から一緒にやってきた「反転授業の研究」の仲間が加わってくれたり、与贈工房やトオラスの活動を通して知り合った友達や、参加型社会の活動で知り合った友達など、あちこちで出会った人たちが合流してきてくれると嬉しいな。
2022年のテーマは、コミュニティの合流。2015年に直感したZoom革命を、現実のものとしていきたいと思います。
3月14日に告知ライブやりました。私たちの声を聴いてください。