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仕事術。その前に、幼い頃厳しくしてもらった話
添谷将利です。
前回は「そろそろ、人生をおもしろくしよう」ということで、まず最初に今の心境や自己紹介をさせて頂きました。
そして、これからは”仕事術”について書かせて頂きます、ということで、今回になります。
さっそく、仕事術について書かせて頂こうと思うのですが、その前に、最近僕がさまざまな人とのやり取りの中で気づいた、最低限クリアしておきたい前提ついて、僕の幼い頃の話を交えながら書かせて頂こうと思います。
仕事をする上で、最低限クリアしておきたい前提
まず、前回も書かせて頂きましたが、僕は今、人がドン引きするくらい仕事をしていると思います。
大きく分けて7つ、業種や分野はバラバラです。
マネジメント系が多いのが唯一の共通点でしょうか。
普段一定のやり取りをする人の人数はおおよそ40人程度。
たまにやり取りをする程度だと、60人を超えていると思います。
ひとえに感じることは、いろんなタイプの人がいるなぁということ。
同じやり取りをしていても、いろんな反応があったりします。
そして、いろんなタイプの人とやり取りをする中でふと、仕事をする上で、最低限クリアしておきたい前提があることに気づきました。
自分に厳しくすることができるかどうか
これだけを聞くと、「どういうことだ?」と思う方も多いかもしれません。
簡単に言うと、自分の役割ややるべきことを、その時の状況・環境関係なく、全うできるか、それとも妥協してしまうか、この2パターンの人がいるということです。
対して画期的なことを言っているようには聞こえないかもしれません。
ここで、同時に思い出した僕の幼い時の話を簡単にさせて頂きます。
厳しくされた幼少期
幼少期という表現を使いましたが、実際は幼稚園から小学校時代までが当てはまると思います。
遡ること、25年以上前の話。
僕の母は学校の先生。
小学校入学以来、同級生はみんな知っていることでした。
もっというと、おじいちゃんは小学校の校歌を作った人。
すごい人の孫。
これもみんな知っていました。
(僕の”おじいちゃんが”、すごいんだよ。。心のどこかでそう思っていた記憶がうっすらあります。)
自分は頭が良くなくてはいけない、幼いながら、うすうすそれを感じて育った気がします。
話は少しそれましたが、僕の母は小学校の教員をしていたせいか、僕は結構厳しく育てられたと思っています。
なぜそう思うのか?
それは、当時の友達の反応や、大人になってから他の人の話を聞く中で、相対的にそう感じ、確かにそうなのかもな、と思う節がけっこうあったからです。
・ご飯は残してはいけない
・宿題をやったら母にみせる(小学校時代ずっと)
・学校や習い事は休まない(年間通して休み0とかそういうレベル)
・ピアノの練習を毎日30分する
・テレビゲームは1日1時間(目が悪くなるから)
特に、毎日していた30分以上のピアノの練習。
これはイヤイヤやっていた記憶があります。
うまく弾けず、家で怒られて、泣いていた。
イヤイヤだったけど、驚きなのが、5年間やっていて、1日30分のピアノの練習をやらなかった日は、両手で数えられる、もしかしたら片手で数えられるかも。
そんな気がします。
イヤだったけど、毎日ピアノの椅子に座って、楽譜を開いていた。
発表会での話、自分の発表がうまくできず、途中で演奏が止まってしまい、泣き出してしまう女の子の記憶があります。
僕はどうだったかというと、演奏は大成功、かなり難易度がある曲を結構なクオリティで弾いていたようでした。
こんなこともあり、厳しくされたし、イヤだった毎日のピアノの練習だったけど、理不尽な感覚ではやってなかったし、イヤだけど必要なこと、と幼いながら捉えてやっていたんだと思います。
気持ちがのらないは関係ない、どっちにしてもやる選択肢のみ。
今夜も、ピアノの前に座ります。
この時、もしかしたら今の自分が出来上がったのかもしれない。
嫌だろうがやるべきことはやる
気持ちが前後するのは想定内、まずやる、やるのは当たり前の自分の中での大前提
大人になって、子供の頃と比べてやることは多くなった。
会社の仕事、家事、人付き合い、趣味、将来への投資活動など。
状況や環境はその時々で違います。
モチベーションが上がっているとき、時間がある時、逆になにもやりたくない時、やることが多くて立て込んでいる時。
でも、どんな時でも自分に厳しくできています、お陰様で。
自分に厳しくできる人と、そうじゃない人がいるんだ
そんな幼少期を過ごし大人になった。
今は40~60,70人の人と仕事をするようになった。
日々いろんな人とやり取りをする。
・レスが早い人、遅い人
・モチベーションが高い人、低い人
・言ったらやる人、やらない人
・穏やかな人、怒る人
・感情派の人、理屈派の人
・主体的な人、受身な人
書き出したらキリがないですが、いったんこのくらいにしておきます。
いろんな人とやり取りしたり向き合う中で、気づいたことは、一言で言うと、
いろんな人がいるってこと
特性やタイプ、得意不得意、どんなモチベーションで頑張れるか、そしてどういう育ち方をしたか、など様々だと思います。
僕は幼少期に親に厳しくしてもらった、だから、ある意味半強制的に自分に厳しくしてこれた。
それを今度は大人になった今、自分で自分に厳しくしている気がします。
もう親は厳しくしてくれないし。
最初は簡単ではないけど、基本のベースがあった、自分に厳しくするっていう。
だから、そういうものだよな、って、親に厳しくしてもらって出来上がった自分の基準にくらいついて、今では大分自分に厳しくできている気がします。
なぜ自分に厳しくするのか
ここにきてですが、自分に厳しくする理由について触れていませんでした。
自分に厳しくする理由は、例えば自分に厳しくしなかった場合、どんな状態になるかっていうことです。
まず行動としては、こんな感じのことをする。
・提出物、先延ばしにし続けて、ついに期限きれちゃった
・資格の勉強、いつまで経っても始められない
・ダイエット、したいけどいつも、チョコ食べてる自分
・踏み出そう、だけどいつも安全圏にいる
・告白しよう、でもずっと踏み出せない
結論何が言いたいかって言うと、こういう自分、好きですか?ってことです。
僕は嫌いです。そんな自分大嫌い。
本当はこうしたほうが良いと分かっている、でも出来ていない自分を、自分が一番分かってる。
この状態って、つらいと思うんです。
だから、自分を好きで入れる選択をする、今日も明日も明後日も。
やるかやらないか、やったほうが良いって分かっている時、イバラの道を選択するようにしている。
理由は、そこで妥協をする自分がイヤだから。
そんな理由です。
どちらかというとネガティブです、きっと。
でも、とっても大事なことだと思っている。
僕の願望なんです。
自分をいつでも好きでいれる、かっこいい男になるぞ!
あらためて、仕事をする上で、最低限クリアしておきたい前提
話をもとに戻していきますが、仕事をする上で、自分で自分に厳しくできるってことは、とっても大事なことだと思います。
「自分のお尻を叩くのはだれか?」
最終的には自分です。
会社の仕事のお尻は上司が叩いてくれるかもしれないですが、自分の人生にとって本当に大事なことは、結局自分でお尻を叩くしかないんです。
だけど気がつくと、いつも怠ける自分、楽な方にすぐいく自分、先延ばしに先延ばしに、もはややろうとしていたことすら忘れてしまう自分。
まぁでも、人ってみんなそういうもんです。
でもそこにメスを入れて自分に厳しく自分を導いていける人が、理想の将来を手に入れると思っています。
逆に、自分に甘い人は、いつまで経ってもなにも進みません。
当てはまると思う人にはきつい表現かもしれないですが、自分にあまい人は、誰かにお尻を叩いてもらう必要があるわけですが、そもそも、人のお尻をたたきたいと思ってる人なんて、誰もいないんですよね。
結局、”自分で自分のお尻を叩く”か”いつまでも自分にあまいままで、人に相手にされなくなるか”の、残念ながら二択と思っています。
添谷くんの体に孫正義さんの魂がのり移ったら?
以前、こんな質問を投げかけてもらったことがあります。
添谷くんの体に孫正義さんの魂がのり移ったら、成功するかな?
なんだこの質問は、と思いましたが、この質問の答えは「はい」。
「きっと瞬く間に世の中に進出し、大活躍する人になると思います。」
って感じでした。
この質問をしてくれた方が言いたかったことは、大方こんなこと。
「結局、人の能力なんてそんな変わらない、そんなことよりも、
・指が動く
・足が動いて行きたいところに行ける
・声を出せて人に想いを伝えられる
・五感があって、人と同じ感性で物事を捉えることができる
必要なものは全部揃っている、あとは自分の動かし方を習得するだけだよ。」
自分に厳しく、生きていきます
それから、こんなことをいつも自分に言い聞かせています。
・自分に勝て!勝利しろ!
・妥協するな!やり抜け!
・チャレンジするんだ!諦めるな!
・強くなれ!大きな男になるんだろう!
・今のままでどうする?やれることは全部やれ!
理想の自分像があるから、絶対に切り開いていく未来があるから。
今回の人生、とことん自分に厳しく生きていきます。