足摺七不思議。亀石の前に。水、川、海、橋、の意味を膨らます。
足摺七不思議、亀石に触れ、ほんとだ、亀だ、亀石だ。亀らしい石だ。と触ってもまだ足りない。七不思議は、驚きから宗教的感動まで、自身の内面を揺さぶる。揺さぶるから、日常生活に役立つ。
亀石は、感動する為に、
水、川、海、橋、になぞらえた意図をたくさん知らないと感動が広がらない。それはもったいない。
水。
老子の有名な言葉。
「上善如水」
「上善は水のごとし。水は善く万物を利して争わず、衆人の悪む所に処る。故に道に幾(ちか)し。居るは善く地、心は善く淵、与うるは善く仁、言は善く信、正すは善く治、事は善く能、動くは善く時。夫れだた争わず、故に尤(とが)なし」
水、冷たくすれば、氷となり、熱すれば、湯気となり雲に溶け込む。冷えれば雨となり、地に降り注ぎ、水となる。水の象に変わりなく、ただあるものは、変化のみ。
人の力で蒸気となりモーターを回して、電気となる。
人の力で水素となりエンジンを回して、車を走らせる。
水をテーマに内面を膨らます。