見出し画像

「嫉妬」を受け止めないと「物の怪」になるんですよ。

源氏物語の「六条御息所」や「ハイジ」を知ってる人には伝わるのですが、

「もののけ姫」の映画以降、「不増不滅の手洗鉢」でお説教するご先達様の姿を見なくなりました。

「もののけ」という言葉を使いづらいのでしょうね。

不増不滅の手洗鉢
平安朝の中頃賀登上人とその弟子日円上人が補陀落渡海せんとした時弟子日円上人が先に渡海したので賀登上人は大変悲しみ岩に身を投げ、かけ落ちる涙が不増不滅の水となったと云ふ。

「負の感情」を受け止めないと「物の怪」になるんですよ。

生きていく、賀登上人は「負の感情」に全身で向き合い。「負の感情」を受け止める。自分が生んだ「負の感情」を認知して、向き合い、受け止め、無限責任を負う。

「負の感情」を受け止める本体がないと、「物の怪」になるんですよ。
生んだ本人が知らないところで、災いをまき散らす。

賀登上人の振る舞いは、生きていく者から見て、見事である。

自分の「感情」を認めること。受け止めること。受け入れること。





いいなと思ったら応援しよう!