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足摺七不思議。ほんと亀らしい亀石の見る前に。水、川、海、橋のイメージを膨らます。

水、川、海と続けて、橋。
橋は、道が続いて、向こう岸に渡るもの。

道。
踏まれても「瞋恚」せず。
橋。
貴賤みな通す。

一緒に働く人に、脳梗塞で倒れて、脳死に近い昏睡状態から日常生活に戻ったかたがいます。
皆が、病院のベッドで植物人間、昏睡状態の自分に諦めかけた頃。
その人が語るには、橋があって、向こう岸のたもとに亡くなった友人がいて、懐かしい気持ちで「おう」と言って、近くに行くと、友人が「まだ早い帰れ」と言った。聞いた途端、目が覚めた。横にかみさんがいて驚いて泣き。自分は、白い天井だけが見え、躰も管で動かず、なにがなんだかわからなかった。

橋は、貴賤みな通すが、橋のたもとには、「白衣観音様」がいますね。
罪を積み重ねた者には、「奪衣婆」に見え、

「まだ早い帰れ」。友人にも見えるらしい。


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