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足摺岬「足摺七不思議」大師の爪書き石

耳たぶをブヨに噛まれて「福耳になっちゃいました」ので、ほっとけ様ごと
足摺七不思議観光案内です。

ハイ!足摺七不思議の一つ
「名号の岩」です。ハイ!
「大師の爪書き石」と呼ばれています。
それは、この辺に。ハイ!どうぞ、どうぞ。指でなぞってみてください。
お大師様がここに爪で「南無阿弥陀佛」の名号を彫ったとされる。
六文字のここ。なぞってみて。とくに。ほら。
「佛」がくっきりわかるでしょ。こっちから見るとわかりやすいかな。

平安時代に彫られたこの文字が、1200年以上も残ることが不思議。
爪で彫っちゃったお大師さん。道具あるのに使わないことが不思議。
南無阿弥陀仏は浄土宗なのに真言宗のお大師さんが彫ったのが不思議。
ハイ!不思議です。
ハイ!さらに!田口雅智!不思議を歌わせて頂きます!

君が代は♪千代に八千代に♪さざれ石の♪巌となりて♪苔のむすまで~♪

平安時代前から存在する、詠み人知らずと詠われる和歌。
和歌にある「さざれ石」が、いまなぞっている岩。「さざれ石の巌」
感じるでしょう。指で触ってわかるでしょう。このへん見て。見て。
小さな石。大きい石。色んな石が集まって岩になってるのが。
ハイ!「さざれ石の巌」。長寿をもたらす。と信仰を集めていました。
ハイ!不思議のお言葉、頂戴しました。

足摺音頭ぉ!
きみとゆくぅ~なぁ~ら~♪足摺岬~♪
突然すいません。

椿の遊歩道、恋愛小道を歩き5分。すぐそこにある天然記念物白山洞門。
白山洞門にお祀りされている国海(国生み)の神様。
イザナキの「キ」とイザナミの「ミ」で「きみ」となります。
イザナとは「誘う」。男と女の神様が誘い合って足摺岬にいく。

あぁ。と「イザナキ」成り成りて成り余るところあり
あん。と「イザナミ」成り成りて成り足らざるところあり
ひとりは凸(デコ)で、ひとりは凹(ボコ)。
凸凹重なり、子を授かり、立派な大人になりました。
その時生まれた神様の子供「日本人」。つまり「お客様は神様」です。

「千代に八千代に」時を越え、生まれ変わっても「結ばれ永遠に続く」
「さざれ石の」 ひとつひとつは小さくて、力はないけれど
「巌となりて」 全てのものが、結びつき、和になる。
「苔のむすまで」 新しい生命が­誕生し、生死が、循環、広がる。

お大師さん。これこそが!佛様の説く「極楽浄土」である!
この「さざれ石の巌」が阿弥陀さまである!
トウリャあ!「南無阿弥陀佛」ほらみよ!
私の「爪で彫れるはずもない巌」に「名号」が現れたではないか!
これぞ不思議!ほりゃ皆もなぞってみよ!
と。1000年以上。皆さんの。指で彫られ続けた。六文字です。
水滴が、長年かけて、岩をも通す、信仰の不思議です。
そいでもって、仏道に入り修行すれば、皆も仏様のような立派な者となる。
あなたが。あなたが。あなたが。皆さんで。
ハイ!この世に「極楽浄土を創ろう」ではないか~。と不思議。

足摺岬にお姿を現した阿弥陀様は、三尊。
ジャズ。シャンソン歌手。ジャズ。シャンソン歌手。阿弥陀。三尊です。

「名号の岩」脇に七不思議のひとつ。
「大師一夜建立ならずの華表」(とりい)
大師熊野権現遥拝のため建立せんとするも天魔の障害あり竣工に至らざりしと云ふ。お大師が一夜で鳥居を造ろうとしたが、天邪鬼が鶏の鳴き真似をしたため、そのままとなった。

これは、「知恵」を表す「勢至菩薩さま」

「名号の岩」脇に七不思議のひとつ。
「地獄の穴」
この穴に銭を落とすと、しばらくチリンチリンと銭が落ちていく音がして、先祖の供養になるとされている。

これは、地獄の救い。泥の中でも美しく咲く、蓮華を持つ「観音菩薩さま」

ハイ!足摺岬にお越しになった皆様は、みなさん。神様で。
この世に極楽浄土をつくる仏様です。

ハイ!不思議! 次行きましょう。

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