『プラナカン 東南アジアを動かす謎の民』を読んで
本書『プラナカン 東南アジアを動かす謎の民』は、19世紀にマレーシアを統治した英国人に協力し、英国の東インド会社による保護の下で優雅に暮らした華人の上流階級「プラナカン」を描いています。しかし、それ以上に印象に残ったのは、リー・クアンユー氏が日本に対して述べていた言葉です。
この言葉には、現代の日本にもそのまま当てはまると感じ、ギクリとさせられました。リーダーシップの欠如や国会での不毛な議論、そして国民の辛抱強さの喪失は、現在の日本社会の問題点としても認識されています。
結局のところ、どういった社会にしたいのかが明確でないことが、漠然とした不安や不満につながっているのではないかと感じました。リー・クアンユー氏の指摘を通じて、現代の日本社会が直面している課題について深く考えさせられました。
本書を通じて、プラナカンの歴史を学ぶだけでなく、現代社会への示唆を得ることができました。過去の歴史を振り返ることで、現在の課題を解決するためのヒントが見つかるかもしれません。
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『プラナカン 東南アジアを動かす謎の民』