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あなたにインタビューさせてくれませんか?

はじめまして、改めまして、
金井政人と申します。
BIGMAMAというバンドで主にボーカルと作詞と作曲を担当しています。

予定していた全国ツアーが中止になり、そもそも楽器を持ち寄って集まることができなくなった2020年、引き篭もりの春。ひたすらに家で文章を書いていました。勿論曲も沢山書いたけど。

(元々自分のライフワークの中で、絵本、詩集、エッセイ、攻略本、など、なんだかんだ年1のペースで、周りのスタッフに助けられながら、バンドの物販として制作してきました。)

今回書き上げた中で、人様にお見せできるかな、楽しんで貰えるかな、と思うところまで辿り着くことができたのは、以下の三つのタイトル、作品でした。

1つ目、
・花言葉を束ねて(仮)

楽しい、嬉しい、元気が出る言葉しか書いてありません。
花言葉を勝手になんとなく捏造していくスタイルから生まれた<50の詩>からなる、ネガティブ禁止の脳内お花畑エッセイ。


2つ目は、
・愛は”飾りモノ”でなくて(仮)

monogatary.comに掲載されている筆者の作品「恋が”落ちる”ことについて」の続編。(多分1万5〜6000字くらいかな)書き下ろしの短編小説。

以上の二つのパートはこの数ヶ月間の試行錯誤を経て、
適度に血反吐を吐きながら、
徹夜でゲームに勤しみ気づけば朝なんてうっかりしながら、
おおよそ山の頂上がうっすら見えてきたかなというところまで来ていて、
あとはもう自分でしっかり、仕上げ頑張りましょう!という酸素が薄い頂上付近の攻防のお話。
以下本題、話題にしたかったのは3つ目のパートについてです。


3つ目、
・あなたに訊いてみたい77のこと(仮)

<春、夏、秋、冬、あなたの好きな順番に並び替えてみてください、ただし、同じものを何度使っても構いません。>
<赤の他人の悪口、身近な人の陰口、自分の口走った軽口、どの口がいちばん重たく感じますか?>
<自分がもし誰かに飼われているペットだとしたら、飼い主に何を求めますか?>

デビューして10年以上、作品を世に届ける度に、
僕はインタビューの機会を頂き、沢山の質問を受けてきました。
同じ質問に何度同じ答えをしたかもわかりませんし、
適当にやり過ごす場面もあったやもしれません(遠い目)。
(今はただ相手方にその時間を楽しんでもらえたらと思ってインタビューを受けています。)

その中でも、時折、思わずハッとさせられる質問を受けることがあります。
(あ、自分ってこんな人間だったんだ。)
(あ、自分ってこんな風に思っているんだ。)
深く考え、時には反射的に、
自分について発見があったり、改めて決意することができたり、何かを約束することができたり、
良い質問には、自分の知らない新しい自分へのヒントが隠されているように思うのです。

もしも自分がインタビュアーだとしたら?

他の人が訊かないような、どうでもいいようでどうでもよくないような、考える時間が楽しめるような、そんな思いで、たくさんの質問を書き起こしていました。


これ元ネタというか、1986年に谷川俊太郎さんが書かれた本ですね。
谷川さんの質問に対して、友人たちが答えていくという形式で書かれています。

https://www.amazon.co.jp/谷川俊太郎の33の質問-ちくま文庫-谷川-俊太郎/dp/448002042X

これをそっくりそのままとは、勿論思っていません。
今の時代に、アイデアをプラスさせたり、角度を変えながら、
上記の本のように友人を巻き込んでとか、憧れの人を呼んでとかも良いのですが、
こんなご時世ですから、この場所で、自分の考えた質問を使って、何か皆さんと一緒に遊べやしないかな、と思いました。そして、僕自身もその質問と回答のやりとりを経て、本の3つ目のパートを、より面白く仕上げることが出来るかもしれない、と考えました(願望)。
(あんまり盛り上がらなかったら先述の二項目であっさり仕上がってるかもしれない、後者が跳ねたらもしかしたらそれだけで成立するかもしれないしけど。小声。)

せっかく協力してくれる皆様への見返りは、現状、身体で(労働で)払うつもりですとしか言いようが無いのですが、これから本が仕上がっていく過程などを(製本、仕上げの作業に入っていくと、おそらく皆様のお手元に届くのは夏以降になってしまうとは思います。いつものように通販でのみ、お届けする形になると思います。)
noteにはどうやらいろんな機能があるので、
それを活用しながら、アイデア頂きながら、ここにたどり着いてくれた方々が楽しめるようにしたいなと思っています。

あまり普通の質問をするつもりはありません。
今まであなたが誰にも聞かれたことのない質問を考えるのが自分の仕事です。
(単に興味本位のものや、願いの込められたもの、悪ふざけと、多岐に及ぶと思います。たまに当たり前のこと訊いたらごめんなさい。)
あなただけのオリジナルな回答なんてものを期待していますし、当たり前の答えが何かを確かめさせてくれることがあるかもしれません。
というわけで、もう一度、
あなたにインタビューさせてくれませんか?

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お付き合いしてくれる皆様のお時間、
お暇が潰れずに、ふわりと膨らんでくれたら何よりです。
というわけで皆さんのリアクションを探りながら、具体的にどうしようかなんて話は、次回に続く。

BIGMAMA 金井政人

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MasatoKanai
褒められても、貶されても、どのみち良く伸びるタイプです。