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自分に自信が持てない族

「自分に自信が持てません!」なんて、悩みを耳にするたびに、
(そりゃそうですよ)と心の中で強めのツッコミが入ります。

"自信"というもののほとんどは"経験"からくる"成功イメージ"そのものであって、
沢山の失敗とか挫折とか、努力の蓄積の上にようやく得られるものという認識です。急に降って湧いて出てくるものではありません。
んなこと言う前に、とにかく練習して、本番をイメージして、実践せい、みたいな。(時に根拠のない自信ってのが必要な時もあるんですけどね。)

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Blue Note TokyoのステージにLEGO BIG MORLに呼んでいただいてゲストボーカルで参加させてもらった時に思った事。

長年歌を仕事にして、それを続けて、生き延びるアーティスト、ボーカルは、
全員もれなく1曲聞いただけで、その理由がなんとなくわかるような気がします。
逆を言えばもしそれが出来なければ、どこかで行き詰まり、見切りをつけてしまうタイミングがあるのかもしれません。
当日一緒になったLEGOのカナタくんにも、忘れの柴田さんにも、僕はその理由を、歌い続けることの必然をリハの時から感じていました。

昨日の僕の課題曲。
歌詞がとても素敵(反面歌うのはメタメタ難しい)。

ヒロキの歌詞は、冷たいようで暖かいし、厳しいようで優しいし、簡単なようで難解だし、あくまでニュートラルな、こちらの気分次第で如何様にも受け取れるところが素晴らしいと思う。

レゴへ、そしてBlue Noteへのリスペクトを込めて、
できる限りの準備はしましたし、自分自身が、一曲でそれを証明できたか自己評価にたいして意味はないんですけれど、終わった後みんながとても良い顔で迎えてくれたのが嬉しかったし、素晴らしい夜に一役買えていたら本望です。
今度は真緒さんがゲストでお邪魔する時に、また僕も見に行きたいなと思っています。


こう言う時に少しでも自分に勇気が欲しくて、自信をつけたくて、結果リハ終わりに衣装を買いに行ってました私(そういう自信の付け方もある)。

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デビューして長いですけれど、相も変わらず自分に自信が持てない族。
自分に自信を持つために、人生で一番練習してます。
今更かよ!というクレームはメンバースタッフのみ受け付けます。
(ただ謝るだけですけれど)
ここが勝負だなと思う1021、自分の思う最も良いライブ、に辿り着くためにはそれが絶対に不可欠だと思っているからです。

歌は持って生まれた声、天性で9割が決まっているとも思います。
僕の周りには沢山の天才がいて、それでいてみんなが努力を惜しまない世界です。
それでも残り1割で出来ることがあるなら全部やりたい。
自分達の楽曲が諦めたくないと思わせてくれるというか、
自分の作った歌詞やメロディーが可愛いんですかね。

唯一自分の才能を褒めちぎるとしたら、
こういう時の"諦めの悪さ"に関してですね、天才だなと思ったりもします。


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MasatoKanai
褒められても、貶されても、どのみち良く伸びるタイプです。