組織には存在目的が存在する。その中で自分が果たす役割は何か?
所属している組織で勉強会が開催されることが多くなってきた。こういう取り組みが増えるのは組織内が活性化しているということなので、良い傾向だと思っている。
勉強会の内容だが、多くの場合、自分の職種や肩書きについての定義はなにか?何をする人たちなのなのか?といった一般的な定義や必要なコンピテンシーを理解する事が多いようだ。
ここでよく出る話しとしては、すべてのコンピテンシーを備えた"スーパーマン"はいないということ。
しかし、不思議なことだが、そう言っているのにも関わらず、スーパーマンを目指さなければいけない気持ちになってしまう人が多いようだ。これは人間の性か。(とくに肩書きにこだわりそうな日本人の)
重要なのは、所属もしくは支援している組織の存在目的を、自分が参加することによって果たすことができるか。という視点だ。
自分の役割がスーパーマンで、自分が活躍しなければ、関わる組織の存在目的を果たせないのなら、スーパーマンを目指す必要があるが、そんなことは滅多にない。 自身の果たすべき役割に必要な能力開発に集中する事が組織貢献には必要である。
考えていきたいことは、まず関わっている組織の存在目的を深く理解すること。その上で自分が果たす役割を明確にすること。その先にその役割を果たすために必要なコンピテンシーが何かを明確にして、自己開発につなげる。
当然、自身の将来的なライフキャリアビジョンと紐付けて考える必要はあるが、少なくとも特定組織に”関わっている時間は”組織の存在目的に対する自分の役割を考えなければならない。
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