たまには分けずに、全てを扱う

プロデュース脳とアーティスト脳とを行ったり来たり。

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最近の記事

組織には存在目的が存在する。その中で自分が果たす役割は何か?

所属している組織で勉強会が開催されることが多くなってきた。こういう取り組みが増えるのは組織内が活性化しているということなので、良い傾向だと思っている。 勉強会の内容だが、多くの場合、自分の職種や肩書きについての定義はなにか?何をする人たちなのなのか?といった一般的な定義や必要なコンピテンシーを理解する事が多いようだ。 ここでよく出る話しとしては、すべてのコンピテンシーを備えた"スーパーマン"はいないということ。 しかし、不思議なことだが、そう言っているのにも関わらず、

    • 自分という人間の営みの中で培った能力を、人生の色んな場面で発揮する

      最近少しずつ様々なテーマのイベントに登壇する機会に恵まれてきた。 その際、時間的に端折る部分が自己紹介。 僕は側から見ると一貫性にかける様々な活動をしている。 オーディエンスに対して、その活動内容を正しく伝えようとすると、情報量が多すぎて「ただの色々やってる変なやつ」になってしまう。そのため多くは伝えず、ざっくりとイメージだけ掴んでもらうために「多動人間」とだけ伝えるようにしている。 (そもそも参加者は、僕という人間に興味があるわけではなく、話す内容に興味があるのでそれでい

      • 全ての感情を言葉に置き換えられるわけではない。

        先日、日曜にやっていたザ・ノンフィクションという番組を見てしまった。 予定のない日曜日の昼間になんとなくテレビをつけていると、定期的に出会ってしまう番組だ。 毎回なかなか生々しい人間物語を扱うのだが、今回のテーマは漂流家族とかいうものだった。 登場人物はバツイチ子持ち(2名)の女性と再婚相手の男性、その二人の間に生まれ子供達。家族8人の物語だった。 劇中様々なドラマがあるのだが、特にフィーチャーされていたのが連れ子の長女と長男だった。 長女は高校を中退し、長男は引

        • 自分という商品を市場とフィットさせる。市場が無ければ創る。

          最近キャリア相談を受ける機会が少しずつ増えてきた。 僕の少しユニークなキャリア(というかかなり歪なキャリアでも、それなりにこの社会で生きていけている事)が何かしら興味を持っていただけている理由かもしれない。(いつかその歪さをまとめてみたい) キャリア相談といっても、たいそうな事をアドバイスしているわけではなく、最近は次のような事を伝えている。 それは、最初から転職市場に自分合わせにいくのではなく、まずは自分がやってきたこと、出来ること、やりたいこと、ありたい状態など、と

          デザイン以外のスキルも総動員させなければならない。

          本日Business Design Talkという様々な組織で活躍するビジネスデザイナーさんたちの対談の場に参加してみた。 ビジネスの現場でデザインの有効性が認められつつあり、ビジネスとデザインの知見、両方を持ち合わせたビジネスデザイナーという職種が確立しつつあるという話しだった。 昨今〇〇デザイナーという肩書きがたくさん世の中に溢れてきているが、自分もデザイナーという肩書きを使うことがあるので、改めて自分にとってのデザインの役割を言語化してみた。 自分にとってデザインと

          デザイン以外のスキルも総動員させなければならない。

          他人からみた自分は当時のままだが、自分は常に成長している。

          2019年7月21日に投開票された第25回参議院議員通常選挙で、れいわ新撰組が2議席を獲得した。 この結果は党の代表である山本太郎さんの狙い通りであるらしく、この現象を賞賛する人々が多数存在する。 その一方で、山本さん自身が落選した事で「ざまぁ」と言っている人たちもそれなりに存在するようだ。いわゆるアンチ。 そのアンチの人たちのSNS上でのコメントを見ていると、山本さんが政治家に成り立てで非常に情熱的だが若干視座が低く、少しロジックに欠けていた頃の発言を引っ張り出し「こんな事

          他人からみた自分は当時のままだが、自分は常に成長している。

          まず出会うことが難しい。

          先日、Tokyo Art Book Fair(TABF)に行ってきた。 膨大な情報に晒されると、何も選べなくなる。 どれもこれも良く見えて、どれもこれも同じように見えてくる。 みんなそれぞれの想いを持って作品を生み出しているし、どんな作品にも何がしかのストーリーやメッセージ、意図が込められていることは知っている。 だけど意図を探りたくなるほどの作品に出会うのがとても難しい。たくさんありすぎて。 おそらく意図を探りたくなる作品に出会うパターンは以下3つくらい ・視覚的

          まず出会うことが難しい。