病気になる必要があった(猛毒あり)
とりあえず、僕がどんな経歴かざっと説明すると。
中学校で思春期をこじらせて、ひきこもりになる。
高校も出席日数ぎりぎり。
コミュ力からくる問題で、予備校でいじめられる。鬱病発症。
猛勉強したにもかかわらず、Fラン大学を一校だけ受験する。
大学でもやっぱりコミュ障からいじめられる。双極性障害発症。
社会人となるが、病気が悪化し現在療養中。現在ではほぼ症状なし。
今はイラストレーターになりたい無職。
だいたいこんな。
アホな人生だと思う。
それでも、僕は、かつての僕がいじめられるほどコミュニケーション能力が脆弱だったことから、あの状況は当然だと思う。運が悪いとかの話ではない。アスペルガー症候群である僕には、アレが必然だったのだろう。
と、今では思うようにしている。
精神を打ち砕かれたゆえに、柔和になれた。
あの頃、あのまま成長していたら。恐ろしく尊大で傲慢な成功者となっていただろう。うん、あの異常な集中力なら、ナニカになれただろう。ろくでもないものかもしれないが、少なくとも今のこの状況はない。
俺にはあの経験が必要だったのかもしれない。
ひどく陰惨な記憶でトラウマもあるが。アノママの人間では、対人関係で今より大きな問題をかかえることにな
ちがうな。
ちがう
アレさえなければ。いま、順風満帆だったのかもしれない。
対人関係力などどこでも磨ける。
いじめられさえしなければ。親さえしっかりしていれば。
後悔は多い。
なんであんなに気持ち悪い気持ち悪いしねしねしね。といわれなくてはいけなかったのか。
あんな経験しないほうがいいに決まっている。
だめだ。本当の感情は隠せない。
俺は恨んでいる。あの状況をつくった母親を憎んでいる。
もう他界していてよかった。二度と顔を合わせることがない。
俺は親を一生涯憎み続けるだろう。
いじめられているということ、そのことを相談したら、「それはお前の勘違いだ。」の一言ですませ自分の価値観を押し付けてきた。話を聞いてくれなかった。子供だと言われてもかまわない。俺はあの親を心底恨んでいる。
アレさえいなければ。と何ども思った。
そもそも、生まれてきたくはなかった。苦難の連続じゃないか。人生なんて。
ようやく見つけて楽しみである創作を思いっきりやったら。安楽死したい。
日本もはやく安楽死制度をつくってほしい。
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