「書く習慣」 この春、挑戦してみたいこと
おはようございます。まるっと1週間遅れになりましたが、最後の課題に取り組みました。
禅宗のお寺で座禅体験に挑戦してみたい。
昨年、旅行・歴史・英語好きな特徴を活かし、通訳案内士という国家資格を取得。今年の2月の合格祝賀会で、ベテラン通訳案内士の方から、海外の方々の仏教・日本の文化観として鈴木大拙さんの「禅と日本文化」の影響が大きいと聞き、そこから"禅"というキーワードが頭から離れなくなっていました。
そこには、中村天風の"安定打坐"や「モモ」の"時間を感じる心"の話の影響もあったと思います。
不立文字である禅。これぞ、体験せねば!ということで、さっそく週末に挑戦してきました!
今回お邪魔したのは、福島県二本松市にある曹洞宗寺院の龍泉寺。
選定のキッカケは、二本松DMOさんの動画。禅体験の内容がイメージでき、子供連れの家族が登場する動画で寺院に対する特有の心理ハードルをグッと下げてくれる動画です。
12:55 車で到着。二本松藩初代藩主の丹羽光重公により整備されたといわれる霞ヶ城に隣接し、安達太良山や二本松城下が見渡せる風光明媚な寺院。
13:00 本堂に入る。虎月良典和尚の出迎え。本日は和尚と贅沢マンツーマン。
13:05~ 「座禅とは何か」について仏教に明るくない方にもわかるようかみ砕いた言葉で丁寧な説明を受ける。私の素朴な質問や仏教的な解釈についても、たとえも交えやさしく平易な言葉で答えてくれます。この和尚との会話が示唆深く、とても良かったです!(質問が多く、普段より長くかかっている印象であった)
13:45~ 座禅の姿勢、呼吸、目線、警策(キョウサク、禅と言えばのあの棒)の受け方の説明があります。警策は眠気防止はもちろん、修行者への激励もあるそう。
13:55~ リーン、リーン、リーンと、3回お鈴を鳴らし、15分間の座禅開始。初めに激励の警策をバシッと右肩に受け一礼。
15分間の静寂の中、遠くのウグイスの鳴き声や風がバタバタお堂にぶつかる音、遠くの高速道路をブォーっと走る車の音など普段聞き逃している音の数々に驚く。時間の感覚も5分なのか、20分経ったのかだんだん曖昧になり、私と世界の境界線も少しボンヤリしてくる感覚。
14:10 リーンと、1度お鈴が鳴り、座禅終了。終了後は、心が静まり返り、ボーッとした感覚。
これが私の心のニュートラルか!という感覚です。
その後、20分ほど禅体験の感想や曹洞宗寺院のことなどを対話し、お布施(1,000円)を渡し、俗世へ舞い戻りました。
同年代の和尚との対話。そして、座禅体験。
ただそこに座り、何もしないこと。
自身の心の中立点を知り、「世界」と「私」の関係性を再認識する濃密な体験となった。
最後に。書く習慣チャレンジの7つの課題が無事終わりホッとするとともに、書く楽しさを教えてくれたいしかわゆきさんやnote運営のみなさん、ともに課題に取り組んだサークルのみなさん、記事に立ち寄り目を通してくださった方々、そして心温まるコメントやスキを下さった方々に感謝したいです。ありがとう。