東宝TMK「メカゴジラ」プラモデルレビューその1
ゴジラの本家本元、東宝が自ら企画から立ち上げたゴジラのプラモデルシリーズ「TMK(東宝モンスターキット)」の第二弾「メカゴジラ(平成VS版)」をゴジラストア限定先行発売で手に入れておいたので、開封レビューだ。組んでいったら随時組み立てレビューを上げるぞ。
さて、この企画については最初に聞いた時から若干の疑問点があった。「東宝が作る」と言っても、実際に東宝にプラキットを設計製造するノウハウがあるはずがない。実際に東宝が行うのは企画、監修、販売で、肝心の設計製造はどこが担当するのかということだ。
これについては実物が届いて合点がいった。実際の製造を行なっているのは怪獣のガレキ、プラモでお馴染みのエクスプラスである。
バンダイやコトブキヤ、グッスマのような精密感はないが、独特のもっさりした質感がかえって着ぐるみっぽくはある。
見たところモナカ割りのパーツ構成の連打連打でガッチリ作り込むのは骨が折れそうだが、逆にパーツ数はかなり少なく、初心者のちびっ子が作るのにはやさしいと思う。素材はHIPSという衝撃に強いプラスチックで、他のエクスプラスの怪物のキットと同じ素材のようだ。
次回「組み立て編」に続く。