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登録ユーザー数1,000人になった時のピアラジオはどうあるべきか

株式会社Peer Lodge代表のまささいとうです。いいねや視聴回数が見えない音声コミュニティ「Peer Radio(ピアラジオ)」をつくっています。

2020年7月のβ版ローンチ、2020年10月のApp Storeローンチ後から、招待制という形でじっくりと登録ユーザーの方が増えてきています。

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2020年10月のApp Storeローンチ後と比較すると、現在2倍ほどのユーザーの方に利用頂いており、コミュニティの拡大に伴ってコミュニティの役割や性質も変化が求められてきています。

今回は、登録ユーザー数1,000人になった時のピアラジオについて考えていければと思い、思考の整理も兼ねてnoteを書いてみました。

登録ユーザー数1,000人になった際に想定されること

これまでの傾向を踏まえると、登録ユーザー数が増えることに比例して、投稿数が増えていくことが想定されます。

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投稿数が増えることで、視聴する投稿はユーザーごとに分散していくことが見込まれます。

そうなった際に考えるべき観点は以下のような内容ではないかと考えています。

同じような価値観や境遇のユーザーと出会いやすくなる機能の実装

登録ユーザーの方が増えてくると、誰の投稿を聴けばよいか分からなくなってしまうことが想定されます。その際に考えたいのは、ピアカウンセリング的な観点でのレコメンド機能です。

共通の同じような「経験や関心をもつ」「環境で過ごしてきた」「悩みや痛みをもつ」仲間同士がわかちあう・支えあう

ということがピアカウンセリングの概念として定義されるのですが、

そうした同じような価値観や境遇のユーザーと出会いやすくなるようなレコメンド機能の実装について、今後検討していく必要があると考えています。

その他、お互いを知るためのプロフィールの充実や、ユーザー検索機能の充実なども必要になりそうです。

ユーザーがグループを自由に作成できる機能の実装

現在は、全てのユーザーの投稿がタイムラインに並ぶようになっていますが、各ユーザーに合わせたタイムライン最適化が必要になると考えています。

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「ピアフレンド」というフレンド機能は既に存在しますが、フレンド内でのさらなるグループ細分化や、チームメンバー同士での音声コミュニケーションとしての利用などに向けた、グループ機能の実装が求められそうです。

イメージとしてはLINEのグループチャットのような形で、音声コミュニケーションとしての役割がさらに高まっていくことが予想されます。

ネコ以外のアイコン設定を可能にするかを検討し、ユーザー同士がお互いを判別しやすく

現在は、ユーザーのプロフィール画像は8種類のネコからのみ設定できるようになっています。

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外見に左右されることなく、純粋に声を聴いてほしい。誰もが平等な場所にしたい。自分を見てという承認欲求に捉われてないようにしたい。そんな想いがあります。

これはユーザーの方からも好評でして、自分が目立ちすぎることなくて投稿しやすい、という声もあります。

ただ、登録ユーザーの方が増えてくると、ユーザー同士がお互いを認識しづらくなってきます。

「ダンバー数」という人間が円滑に安定して維持できる関係は150人程度、という理論があるんですが、お互いのプロフィール画像がネコだけの場合、認識して覚えられる人数はもっと少なくなりそうな気がします。

自身のプロフィール画像をアップする、という方向には至らないかもしれないですが、ネコ以外の画像を増やすなどは検討が必要になりそうです。

視聴にモチベーションを求めない、自分の内面と向き合うライフログ機能の拡充

視聴する投稿がユーザーごとに分散することで、1人1人のユーザーの投稿が聴かれる回数は減っていくかもしれません。

現在は視聴回数は表示しない仕様になっており、いいね機能もありませんが、コメントによるリアクションはお互いにすることができます。

聴かれる回数が減ることでコメントされる回数が減ってしまう、ということは起きるかもしれません。

そうなった際、誰かからコメントしてもらえるということのみがユーザーの方のモチベーションとなってしまっていると、離脱が起きることも想定されます。

そこも見据えて、今後は声を残すことで思考の整理をしたり内面と向き合ったりする、ライフログ機能の拡充に取り組んでいくことが必要ではないかと考えています。

以下などにも、ライフログ機能の拡充について記載しています。

これまでは、悩んだ時や不安な時にコミュニティ内で相談して安心できるような、ピアカウンセリング的な価値を重視してサービスをつくってきました。

ただ、実際にユーザーの方がサービスを使ってくださる姿を見ていると、誰かに相談するだけではなく、自分で声に出して思考の整理をしたり、日々を振り返ったりするライフログ的な使われ方をしていることが分かりました。

今後はこのライフログ的価値もピアラジオのコアな価値と捉え、アプリ内に様々な機能実装をしていきたいと考えています。

感情の起伏がグラフ化されたり、日々の声をカレンダー的に振り返りやすくしたり、よく発している言葉や傾向を明らかにして自分のことを知れるきっかけを提供したり。そんなアップデートをしていきたいですね。

おわりに

ユーザーの皆さまに価値をお届けできるよう、登録ユーザー数1,000人になった時を見据えて、諸々取り組んでいきます!

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いいね機能がなく、視聴回数が見えない音声コミュニティ「Peer Radio(ピアラジオ)」をつくっています。

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