ユーザーの視聴・コメント・投稿は どうすれば生まれやすくなるのか
株式会社Peer Lodge代表のまささいとうです。いいね機能がなく、視聴回数が見えない音声コミュニティ「Peer Radio(ピアラジオ)」をつくっています。
昨日、ピアラジオのあるべき姿について考えてみました。
今回は、あるべき姿を元に「視聴・コメント・投稿」それぞれのアクションがどうすれば生まれやすくなるだろうか、ということを考えてみたメモです。
視聴してもらいやすくなるには?
①投稿内容への興味・関心度
②投稿者への興味・関心度
③投稿の長さ
④視聴UI/UX
⑤視聴ユーザーの状態
視聴には、この5つの要素が影響しているのではないかと考えています。
①投稿内容への興味・関心度
投稿内容に興味や関心があるかどうかは、視聴に影響を与えているように感じます。
興味・関心が高い投稿を聴けるようなレコメンドや、運営からのダイジェスト投稿紹介なども必要になってきそうです。
②投稿者への興味・関心度
投稿者に興味や関心があるかどうかは、視聴に影響を与えると考えています。
投稿者への興味・関心度を高めるために、ユーザーごとの価値観や境遇、共通点などを知れるような施策は必要になってきそうです。
③投稿の長さ
一般的には短い投稿の方が聴かれやすい傾向はあります。
ただ、ピアラジオでは、投稿の長さの制限については現状想定していないので、こちらについては検討しません。
④視聴UI/UX
聴かないと中身が分からないことなどは、音声コンテンツが聴かれづらい要因にもなります。
聴く前に内容を理解できるようになる音声解析技術などは今後導入検討が必要かもしれません。
⑤視聴ユーザーの状態
視聴するユーザーの環境や忙しさなどによって、投稿を視聴できるかどうかは変化してきます。
また、視聴するユーザーの体調や心理状態によっても、視聴できる投稿とそうではない投稿が分かれてきそうです。
不調な時は誰かのネガティブな投稿を聴きづらかったり、逆にポジティブすぎる投稿も聴きづらかったりする、ということはありそうです。
どんな状態のユーザーにどんな投稿を表示するのかについては、今後最適なロジックを模索していきます。
コメントしてもらいやすくなるには?
①投稿内容への共感・関心度
②投稿者との親密度
③コメントUI/UX
コメントしやすさには、この3つの要素が影響していると考えています。
①投稿内容への共感・関心度
投稿内容に共感したり、関心が高い場合は、コメントのアクションが起きやすいように感じています。
共感しやすく、関心が高い投稿を探せるような検索機能の充実などは必要になりそうです。
②投稿者との親密度
投稿者との親密度は、コメントのアクションに影響を与えていそうです。ユーザーの親密度が高まるような施策は必要になるかもしれません。
③コメントUI/UX
コメントしやすくなるようなUI/UXは必須になりそうです。
ピアラジオでは、コメントは返信相手にしか見えないようにすることで、コメントを気兼ねなく出来るようにしています。
FacebookやTwitterのコメントなどは、他のユーザーにも見られてしまってしづらい、などのような心理があるなあ、と。
ただ、これによりコメント周りのUI/UXが複雑になってしまっているため、このあたりの改善は必要になりそうです。
投稿してもらいやすくなるには?
①まだ1度も投稿したことがないユーザー
②継続的に投稿してくれているユーザー
③しばらく投稿が空いてしまっているユーザー
ユーザーの方の状態を、上記の3パターンに分けて考えてみます。それぞれのユーザー層ごとに施策を考えていく必要がありそうです。
①まだ1度も投稿したことがないユーザー
初めての投稿をしやすくなるように、チュートリアルやヘルプセンターの拡充などが必要になりそうです。
②継続的に投稿してくれているユーザー
マンネリ化しないような定期的なキャンペーンの企画などは、今後も必要になりそうです。
先日開催した声の絵馬キャンペーンなどのような盛り上がりを生んだキャンペーンのエッセンスを汎用化していきたいところです。
③しばらく投稿が空いてしまっているユーザー
しばらく投稿が空いてしまっているユーザーの方が、すんなりとコミュニティに戻ってこれるような施策の設計は考えていきたいところです。
おわりに
一旦こちらはメモですが、上記などを元に具体的な施策を打っていければと思います。
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いいね機能がなく、視聴回数が見えない音声コミュニティ「Peer Radio(ピアラジオ)」をつくっています。
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温かい他人をお届けする「rainy」運営の山根さんと、1/27(水)20時〜、オンライン対談イベントを開催予定です!