![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44553237/rectangle_large_type_2_735ea2c1861d00e438a8137179f2802d.png?width=1200)
(再考)登録ユーザー数1,000人になった時の ピアラジオはどうあるべきか
株式会社Peer Lodge代表のまささいとうです。いいね機能がなく、視聴回数が見えない招待制の音声アプリ「Peer Radio(ピアラジオ)」をつくっています。
10日ほど前にこれを書いた時にはまだまだ先の未来だと思っていた登録ユーザー数1,000人に、間もなく届きそうです。
上記のnoteでは、以下の点に言及していました。
・同じような価値観や境遇のユーザーと出会いやすくなる機能の実装
・ユーザーがグループを自由に作成できる機能の実装
・ネコ以外のアイコン設定を可能にするかを検討し、ユーザー同士がお互いを判別しやすく
・視聴にモチベーションを求めない、自分の内面と向き合うライフログ機能の拡充
描いていた未来とは少しずれていた部分もあったので、改めて登録ユーザー1,000人を迎えるに当たってどうあるべきか、目先でどのように事業を進めていくべきかを考えてみました。
根本となるのはここ。ログイン・投稿・視聴・コメントなどの具体的な指標に沿った、あるべき姿。
当初考えていた1,000人になった時のあるべき姿に対して
・同じような価値観や境遇のユーザーと出会いやすくなる機能の実装
(当初想定していたこと)多くの投稿がタイムラインに並ぶため、誰の投稿を聴けばよいか分からなくなってしまう
これは実際に起ころうとしている印象があります。現在タイムラインは新着順だけなのですが、ユーザーごとに自分に合ったタイムラインが表示されるようになると、もっと聴く体験の価値を向上させられるはず。
・ユーザーがグループを自由に作成できる機能の実装
(当初想定していたこと)フレンド内でのさらなるグループ細分化や、チームメンバー同士での音声コミュニケーションとしての利用などに向けた、グループ作成機能の実装が求められそう
これはもう少し先の未来になりそうな印象です。友人同士やチームメンバー同士で利用するケースはまだ見られていません。ただ、法人のチーム内での活用などを見据えると、グループ作成機能は確実に必要になりそう。
・ネコ以外のアイコン設定を可能にするかを検討し、ユーザー同士がお互いを判別しやすく
(当初想定していたこと)登録ユーザーの方が増えてくると、ネコのアイコンのみでは、ユーザー同士がお互いを認識しづらくなってきそう
これも今すぐには変更は必要なさそうです。ピアラジオではプロフィール画像は自分でアップロードできず、8種類のネコからしか選べないようになっています。
当初の想定とは異なり、ユーザーが増えてくる中、アイコンで識別が難しかったとしても、名前のテキストのみで識別ができるということを体感できるようになってきました。
人間の記憶力って意外とすごい。
ユーザーの方からも、プロフィール画像が全員ネコのみという点は好評なので、このままでいこうと思います。
・視聴にモチベーションを求めない、自分の内面と向き合うライフログ機能の拡充
(当初想定していたこと)視聴する投稿がユーザーごとに分散することで、1人1人のユーザーの投稿が聴かれる回数は減っていき、コメントのみがユーザーの方のモチベーションとなっていると、離脱が起きるかもしれない
誰かに聴いてもらう用の投稿ではなく、自分の気持ちの整理や振り返りのためのライフログ投稿周りの機能実装に関しても、もう少し対応は先で良さそうな気がしています。
登録ユーザー数が増えても、各ユーザーへのコメントは減っておらず、むしろ増えており、それがコミュニティの盛り上がりを生んでいるようにも感じます。
いいね機能はなく、視聴回数も見えないですが、ユーザー同士のコメントはピアラジオにおける主なコミュニケーション手段となるため、ここが生まれている状況はポジティブです。
日記的に声を残しておられる方もちらほらおられるため、ゆくゆくはライフログ的機能の拡充は必要になりそうです。
追加で考えていくべきこと
これまで挙げていなかったもの、考えていくべき点もいくつか見えてきました。
・アナリティクスの強化
これは最優先で対応していきたいです。施策の優先度をロジカルに決定していくために、どの機能がどのくらい使われているのかを把握したり、視聴ログからユーザー傾向を導き出したりしたいと考えています。
・コミュニティの安全性担保・仕組み化
こちらも早急に進めたいです。登録ユーザー数が増えてくる中でコミュニティの雰囲気や治安が崩れてしまわないような対策を現在は人手で行っていますが、こちらを仕組み化し、人手を介さない形で運営していきたいです。
・運営への招待コードリクエストに対する審査対応
・投稿・コメントの監視
大きくはこの2つの場面において、コミュニティの安全性を担保するための仕組みが必要になってくると考えています。
おわりに
ここまで記載したような点を中心に、目先の早急な対応と、今後を見据えた仕組みづくりなどに取り組んでいければと思います。
--
いいね機能がなく、視聴回数が見えない招待制の音声コミュニティ「Peer Radio(ピアラジオ)」をつくっています。
気になられた方おられましたら、よろしければユーザー登録いただけたら嬉しいです^^