理想の1日について。
うちの会社では、マンスリーキーワードという概念がある。
1ヶ月かけて、スタッフみんなが大切にするキーワードのことで、今月はライフスタイル。4月にぴったりなキーワードだ。マンスリーキーワードは、月初会議で深め合うようにしている。キーワードを深めるためのワークショップを、毎月交代で誰かが企画しディレクションしていく仕組みだ。
今月の問いは2つあった。
1.あなたにとって理想的な1日とは、どんな1日ですか?
2.今日であなたの人生が終わるとしたら、どんな1日を過ごしますか?
僕は、しばらく問1に向き合ったが、結果的に特別な1日は出てこなかった。なぜなら、理想の1日というのは僕にとって今日この瞬間でしかないからだ。
理想的な将来に向かって、死ぬまで前を向いて行動し続けている状態、そんな1日が僕にとっての理想。結果に一喜一憂するのではなく、なにかに流されることなく、ただひたすら前へ進めている今が理想的だ。
次に問2について向き合ってみた。これについては、比較的早く2つのことがでてきた。1つ目が、これまでの人生において繋がることができた一人ひとりに感謝の気持ちを伝えるということ。2つ目が、今晩で本当に終わるのか?もしかしたらまだ生きられるのでは?と最後まで生きることへの希望を失わないこと。
この2つ目の問いをアウトプットした時点で、自分なりに気づいたことがあった。自分にとっての理想の1日と、人生終わりの1日が違うことに対する違和感だ。僕は今も理想の1日を生きているはずに、いざ今日が人生最後だと思うと、何か特別なことをしようとする自分がいる。そして、まだ死にたくないと思っている自分。感謝は最後ではなく、その都度きちんと伝えたい。そして、いつ死んでも悔いが残らないように今日を全力で生きてゆきたい。今月の月初会議は改めてそう思えるとてもいい時間になった。
アムステルダムについて初めての朝ごはん。
昨日の夜、こっちに到着してすぐにスーパーで食材と飲み物を買い込んだ。こちらのスーパーの野菜はほとんどがオーガニックで驚くほどに安い。3割以上は安い気がする。ただの感覚値だが。
どれだけ離れた場所にきても、ぼくはいつも通りの生活をする。そんな今日が理想的な1日。さて、あの場所へ向かおう。