Emotion Manipulation
こんにちは、今日はEmotional Manipulationについて話していきたいと思います。何それってなりますよね。これから詳しく説明していきます。
Emotional Manipulationとは感情の操作をすることです。受けて側からすれば感情を動かされるわけですので感動すること。
要は今日の話は感動を売れないとビジネスは失敗するって話です。
USJもディズニーランドもトヨタも売っているものは感動
24年前初めてのITバブル覚えてますか?
1996年をはじめとして世界中が急激に情報量拡大
しかし9割が過去2年にできた情報
24年で結構情報の量も変わりましたよね
では僕たちの購買のプロセスも変わっていますよね?
消費者が購買に至るまでの現在のプロセス
①Attention(注意)→ビックカメラに行ってポップが見えた
②Interest(関心)→ポップを読んだら興味がでた
③Search(検索)→その場で買わず、もっといいものないかなと検索する
④Comparison(比較)→それを比較し検討して買う
⑤Examination(検討)
⑥Action(購買)
⑦Share(情報共有)→その商品が良ければ情報共有する
そしてまた検索される
この繰り返しで情報量は増えていく
買いたい人と売りたい人どっちが多い時代?
→売りたい人ですよね
売りたい人が多い今の時代に必要なもの
→これが感動なわけです
感動させる人<感動したい人
いつの時代も感動したい人の方が多い
例えば吉本だと舞台に立てるのは数人ですよね。舞台裏で支えている人は100人ぐらいいますよね
そうすると感動させる人に価値が出てきます。
ものを売ろうとしないで感動を売らないといけない
ではどういう風に感動を作っていくか?そのフレームワークをお伝えします。
今の時代は選択肢も広がり、お客様の方が売り手よりよく商品について知っていたりします。
Googleで調べた後に営業の話を聞くから売る側は説得しないと物が売れなくなってきている
でも実は説得されてものを買う人はいない
欲しければ並んででも買うし、欲しくなければただでもいらない
だから売り方がうまい人は感動を起こしている!
感動を起こすための3ステップ
①シンプル化
②心理的法則
③マーケティングの三原則
①シンプル化
機能の話ではなく、ストーリーがないと全く売れない
今の時代の起業、マーケティングは何かに追加して完成が来るのではなく取り除いて完成が来る時代。
例えば博多明太をニューヨークで売った時、Cod Roe(博多明太)と書いて商品の説明もたくさん書いた。でも全く売れなかった。
でもSpicy Caviarにしたら売り上げが何倍にもなったという事例があります。
たったこれだけ変えるだけでも全く違った結果になります。
お店、広告、HPどれだけ取り除けているかを再確認。さらにどれだけフローをシンプルにできるか確認。差別化したいなら取り除くこと!
②心理的法則
マーケッターがよくデータを見ろとかアナリティクスをみろと言っている方がいますが、人間の本質をまずは理解しましょう。人間の本質がわかっていれば何をやっても成功します。これを知らないと、業界に強いマーケターと弱いマーケターが出てきて業界縛られます。
それぞれの心理的効果を掛け合わせる
バンドワゴン効果
スノッブ効果
ウェブレン効果
どちらがほしくなりますか?
人気なもの 不人気なもの
もちろん人気なものですよね!これがバンドワゴン効果です。
バンドワゴン効果:みんなが使っているものを使いたい
希少なもの 希少ではないもの どちらが欲しいですか?
希少な物が欲しいですよね。これはスノッブ効果と呼ばれます。
スノッブ効果:珍しい物が欲しくなる。みんなが使っていない物を使いたい
スノッブ効果(みんなが持ってない物)×バンドワゴン効果(みんなが持ってる物)
矛盾してますよね?
これを掛け合わせないと、ものは売れないのです。なぜなら人間の本能だからです。
例えば
ハローキティ
長年続いてるキャラクターにはそれなりの理由があります。
長野県の信州とハローキティはいつもコラボしてますね!
あれは長野県がハローキティにコラボをしようと言っているわけではなく
ハローキティから長野県にコラボ申請を出してます。
なぜかと言うとハローキティはバンドワゴン効果で希少性がないですよね
みんなが持っている物だから限定品にして価値を高める戦略です。
信州限定→希少価値打ち出し
ヘッドスパに行くとしてどちらだったら行こうと思いますか?
『体験してみませんか?思わず寝落ちするヘッドスパ』
『1000人が寝落ちした表参道店限定ヘッドスパ』
後者ですね。これがスノッブ効果とバンドワゴン効果の掛け合わせです。
キャッチコピーの作り方
みんなが選ぶ×特徴×希少性
1万人が選ぶ 寝落ち 〜限定
これだけで作れます
ウェブレン効果:価格が高いとその商品、サービスの価値も高いと思う
価値を高くする→人を限定する→買う人を少なくする
また掛け合わせる
ウェブレン効果(買う人を絞る)×バンドワゴン効果(みんなに選ばれる)
矛盾してますね。本能というのは基本的に矛盾している
ウェブレン効果×バンドワゴン効果
例:権威性のある人が高級ブランドを宣伝する
→私もあの人と同じものを使いたい
→あの人が愛用してるなら私も欲しい
希少性を高めながらもみんなが使っていることを伝える
今日はここまで!明日は感動起こすための3ステップ残りの一つマーケティングの三原則について勉強していきます。ではではー