昭和19年・・あの秋の日。
ライト兄弟が世界初の有人動力飛行に成功してから約120年。
多くの研究者たちが飛行技術の発展に貢献して、
今では、誰もが空の旅を満喫できる。
技術は一歩一歩、進化してきた。
でも、、
彼ら研究者たちが飛行機をつくったから、、
そのおかげで、人類は空を飛ぶことを諦めてしまった。
自ら羽を広げ、この大空を自由に飛び回ることは・・
飛び回る未来はやってこないだろう。。
もしも、
もしも人類が何万年、何億年か前に
両手を広げて、ばたばたと上下させ、
渡り鳥を夢見て山から飛び降りる。
それを何回も何回も、ずっと繰り返していたならば、
今頃、わきの下あたりに小さな羽が生えてきて、
ビルからビルへと飛び移ることくらい、平気だったかもしれない。
そして何万年、何億年か後には、この大空を飛び回っているかもしれない。
そんな未来を・・人類の可能性を・・
奴ら研究者たちが木端微塵に砕きやがった。
人生には分岐点があります。
今ある姿は、その分岐点で選んだ一つの結果に過ぎません。
あなたが選ばなかった幾通りかの人生もあったはずです。
どの道が正解だったのか?
今となっては、知るすべもありません。
人類が選ばなかった幾つかの道も、同じように存在したはずです。
その歴史を遡ってやり直すことはできません。
我々の歩んできた道が本当に正しかったのか?
日本が選んだ道は誤りだったのか?
そんなこと誰にも解らないんです。
同じ過ちを繰り返してはならない?
そう間違っていたと決めつける人は、もっと想像力を鍛えた方がいい。
人類の歴史はこれからもずっとずっと続きます。
こっちの道を選んだ場合に起こり得る、最良のことと最悪のこと、
あっちの道を選んだ場合に起こり得る、最良のことと最悪のこと、
それらすべてを覚悟の上で前に進まなきゃならない。
昭和19年・・あの秋の日。
愛する人たちを守るために、
片道の燃料のみ積んで飛び立った彼らの想いを知らずして・・
男たちの愛を勝手に語るな!
今からでも間に合うかもしれない。
両手をバタバタ上下させて。。
何億年か後の人類のために私はあきらめない。
スーパーサイヤ人になって日本を守ること、世界の平和を守ること・・
そして最愛のあなたを守り抜くことを決して諦めない。