高くない。普通なんだ。
日本製品は高いけど、高品質なんだ。
そんな時代は終わりましたね。
日本は、おもてなし。サービスや対応が素晴らしいんです。
海外の観光客もそう思っている。
サービスやら対応、製品に対して海外からみたら全てが安い。
安すぎる。
日本人からしたら、安くて良いものは当たり前。自分達の仕事も、自分の提供も安くて良品が当たり前。
そういう社会構造だから、顧客になったとたんに、『このサービスやら提供でこの価格ならうちはもう少し“安くできる”』という思考社会。
経営者失格では?
安くではなくて、『うちもこれくらい価格上げよう』ってなって上げたからもう少しサービスできる。という思考にならないと。
海外製品。
日本にいて、海外製品買うのは元から高額です。安く売る。という思考社会で安くしても高い。
そして、その製品のサービスや保証や対応に対して不満を言う。
日本の消費者からしたら『高いお金払ってんのに。』というだろう。
この文章を読んだあなたもそう思うのでは?
だけど、海外からするとそれは高くない。普通なんです。だから、その保証やサービスに対応は当たり前なんです。
これ以上を求めるなら、もう一つ、二つランク上げた商品買いなさい。なんです。
意味わかりますか?
10万円の商品。1万円の商品。1,000円の商品。
同じ対応だとしたらどうですか?
千円の人は、得した感じ。10万円の人は?
10万円払える人は、お金出しても千円の対応ならこの場所にお金払う必要ない。となる。
逆に、千円の人は10万円の人と同じ対応ならずっと千円で利用しようとする。
皆さんどうでしょうか?
経営者ならどうしますか?
千円で薄利多売を行いますか。
多売できたら、二千円にして、三千円にして、といかないと。
海外からのお客様は、10万円でそれ相応の対応をサービスを。千円と同じじゃダメなんです。
使わない。
だって、貴重な時間を千円で。ってじゃなくて10万円で価値を求める。という考え。
千円と同等の価値や時間を手にしたいのではない。
そして、それは高くない。普通なんです。
日本人からしたら、チップないからお得でしょ。このサービス。ってなるだろうが、海外からしたらチップも出さないで良いのにこのサービスなら自国でやればさらに料金上げられる。
料金上げられたら、作業が減っても維持できて、より良いサービスと商品を提供できて効率良くなる。になる。
海外製品の対応や質は、もう一般的に手に入れた物かもしれないけど、対応の仕方は当たり前。
日本人からしたら高いかもしれないけど、海外の方からしたら、この値段で過剰に求めるな。
過剰に求めるなら、もっと高いランク選びなさい。
という事です。
安売りではもう成り立たない時代になっています。
賃金も、販売も。
皆さん、自分の立ち位置、仕事や職場環境に会社の対応をしっかりと判断してみよう。
常に割引販売業態で、全従業員が潤っているわけがない。