GREAT BOSS:シリコンバレー式ずけずけ言う力

会社の代表に奨められて読んでみた。本投稿は、感じた事を簡単に纏めたものとなります。
ただ、この書籍は、上司と部下の関係を中心に記載している部分があるが、ゆめみでは、上司と部下の関係は存在しない。そこを置き換え読み感じた事を記載してます。

・結果に責任を持つこと
上司と部下の関係がある会社においての、上司は、結果に責任を持つ事となる。では、ゆめみではどうだろうか?
結果に責任を持たない、持たなくて良いと言われている。
これは、PM(プロジェクトマネージャー)としての行動を考える時に非常に難しくも感じていたが、考えてみると結果とは最後に出るものではなくて常に出ているものであり、その結果を常に報告し続ける事で、結果に責任を持たなくても結果を果たす事が出来ると感じた。
そして、出来て当たり前の事を当たり前に実施する事も結果を出し続けるために非常に重要である。

・指導

指導とは、フィードバックすること、上司と部下という関係性がない中では、特に信頼関係が重要になる。

・チームの構築
理想は、適材適所によるチームの構築である。
適材適所とは非常に難しく、構成する人材の特性などをきちんと把握する必要がある。
今のゆめみでは、社内発注のような形でのチームに仕事を依頼するケースが多い、PMは、社内の職能単位にて構成されたチームに仕事を依頼する。
この形を繰り返しながらチームが成長する事で適材適所によるプロジェクトチームが構築可能となるのか?そして、それが本当にそうなっているのかを測るのは難しいとも感じた。

・ラディカルキャンダー(徹底的なホンネ)
この本で書かれている最も重要な事であり、頭で理解してても難しい
徹底的にホンネで向き合いたい、しかし、どこかで諦めていて伝えない。
伝えない理由は、明確で人に期待していないからでもある。
私は、約1年半前に大きな失敗をした。
そこから人にも期待せず、自分にも期待しないやり方を模索してきた。
まだまだ、過程ではあるが人に期待するという痴がましい気持ちを持たずにホンネで向き合える状態を作りたい。
人に期待などしていたら絶対にホンネなど生まれてこないと思う。

・部下の仕事がお粗末な時に、正直のそう伝える事
昔はダメな事をダメと言い過ぎていた。頭ごなしに、、、
今は、ダメな事をダメと言う時に、その過程や状況への配慮が行えるようになっているのは成長かと思う。

・部下が上司を信用した時に得られる効果(信頼関係が構築された時に得られる効果)
1)肯定も否定も受け入れる。
2)ダメな点を正直に伝える事が可能となる。
3)部下同士の間に本音が生まれ、無駄がなくなる。
4)チームにおける役割が理解される。
5)結果に目を向けるようになる。

上記は、本当に大事だなぁ〜って思う。
特に、上司と部下の関係性は会社に存在しないが、3)が生まれた結果として4)が理解されるのは非常に良いチームになったという事だと思う。
会社での振り返り会で良く見られるシーンとして、相手の良かった事は言うけど、ダメだった事を伝えない。
結局、それって信頼関係がない中で、振り返り会をしても意味がないという事でもあるのかもしれない。

・自分の全ての人格を会社に持ち込む
会社にいる時とプライベートの時の自分は、全然違う。
性格から何もかもが違う。
プライベートの人格で仕事が出来ていないのは、まだまだ未成熟だからだと思っている。
書籍に仕事の鎧を捨てろと書いてあったが、確かに、、、
でも、一番難しい

・上司は仕事上の役割、人間の優劣ではない。
上司は、仕事上の役割である。
これは凄く納得感のある言葉でもある。
PMという職種を担当すると、上司という役割設定も付加される事が多いとも思う。ゆめみでは、上司という役割はないのに、承認欲求を持っている人が多く、自分で決めれない人も多いからそういった構図になる事が多いのだと思う。

・「あなたが悪いと言う訳ではない」という言い訳は、それこそ、その相手にとっては屈辱的なこと
これは、本当にそうだと思う。
「あなたが悪いと言う訳ではない」というのは、何の為の発言なのか?
何を目的としているのかを理解するのが難しい。
結局、その人に対して自分を良く見せたいだけの自己満足でしかないと思う。

・「え〜っと」は直せる。
直したい。。。それに尽きる。。。

・自分の批判してもらう事からはじめる。
・批判に報いる事で、更に批判を引き出す
・フィードバックは直ぐに伝える。(2分〜3分で)
・批判は溜めない、溜めると爆発する。
批判してもらう事って非常に難しいなぁ〜、、、具体的な方法を知らない。
しかし、批判してもらう事で自分を変化させる事を得意としている自分は、その価値は理解している。
意見ではなく、批判を貰えると言う事は非常に有益な時間になる。

・自分が正しいかどうかより、正しい答えにたどり着ける事を気にかける事ができる。
・エゴを脇に置き、事実を基に決定する。
・意見ではなく、事実を集める。
最近、特に意識している事は、「事実」である。
これは、交渉アナリストの勉強を通しての気付きとして感じた事であり、それ以外、常に意識して大事にしている。
敢えて言葉に出すようにもしていて、事実ベースで物事を決める事が出来ているのは非常に良い傾向として感じている。

・二軍とか二流の人間なんて存在しない。
会社の経営者は、監督でもないので、それを決める人は誰もいないし
人間、みんな一流でもあり、二流でもある。
自分は、三流くらいが丁度良くて過ごしやすいかも

・やり遂げ(GSD)サイクル
(聞く→はっきりさせる→議論する→決める→説得する→実行する→学ぶ)
過去の自分を振り返る
聞く → 聞かない
はっきりさせる → はっきりさせすぎる
議論する → 議論を受け付けない
決める → 決めすぎる
説得する → 押し付ける
実行する → 自分で実行してしまう。
学ぶ → 学ばない

今後は、
聞く → 理解できるまで確認する。
はっきりさせる → 課題をはっきりさせて、事実を集める。
議論する → 相手の意見と自分の集めた事実を比較する。
決める → 決めれるように促す
説得する → 決まった事実を共有する。
実行する → 決まった事実を基に行動してもらう。
学ぶ → 振り返り学びを繰り返す。

・仕事以外のつきあい、社内イベントをどう考えるか?
ちゃんと成長できたらイベントにも参加できるかも、、、

・飲み会では飲んでも飲まれるな、、、
これがね、出来たらな、、、


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