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読書感想文寝た子を起こすな「雑草という戦略」稲垣栄洋著
庭の雑草と日々の戦いのため読んだ本です。
雑草対策について書かれた本には
ほとんど、抜いてはいけない。
抜けば抜くほど土がしまってかたくなり、
雑草を抜きにくい地面になると書いてあります。
この解説に、どうもいまいちピンとこなくて納得できませんでした。
ところが、この本には抜くなとは書いてあるのですが
理由が他の本とは違いました。
抜くと地中で眠っている種が動かされ、太陽光を浴びて
目覚め、発芽するからだというような内容が書かれていました。
寝た子を起こすなです。
私はそんなこと言ったって、大賀ハスじゃあるまいし
発芽能力なんてもう残っていないでしょ。と、
梅雨の合間、雨で柔らかくなった庭の土から生えた草を
ひょいひょい抜いて、サッパリ地面がむき出しになった様子にご満悦でした。
ところがです。
梅雨が明けるととんでもない勢いで
イネ科の植物が芽を出して
うちの庭はもはや牧場です。
土の中で眠っていたイネ科の種を起こしてしまったんですね。
こんなことになるなんて
今は、暑いので、草むしりは放棄し
牧場の緑を楽しんでおります。
もはやどうにも出来ません。
私がやったことの結果です。
この著者の本は、たくさんありますが、
内容が、かぶる部分があります。
あらかじめそれを承知の上で
読まれることをお勧めます。
文系にもわかりやすい解説でどの本も勉強になります。
追記 10月5日
YouTubeの「カーメン君」ガーデンチャンネルをご存じですか。
『こういう草取りをしている方は今すぐやめて下さい。』で、
草の根っこを残しておくと、なぜ土が固くならないのかを
詳しくわかりやすく解説してます。
さすがチャンネル登録者数110万人とても参考になりました。