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成功体験にばかり目を向けてはいけない

こんにちは、意味デザイナーのまさろんです。
私は内向型のHSPで長い間苦しんでいました。ネガティブ思考に陥り自分のことは全否定で、とにかく自信のもてない人でした・・・。
そんな自分を変えるために、まずは自分自身を認め自信をつけなければと思い、本やYouTubeで情報を集めることに。

「小さな成功体験を積み重ねよう」

一番多く目にしたフレーズです。
その言葉を信じ自分なりの小さな成功体験をつくるように努力しました。
うまくいっているのかどうか…。これに対しても自信がない(笑)
私の挑戦はその程度の取り組みでも難航してしまいました。

私の何がいけなかったのだろう。
今回は成功体験にまつわるリスクの部分を考察してみたいと思います。




成功体験を獲得しても自信につながらない

まず初めに私が思う自信につながらない原因を挙げてみます。

①成功の要因が自分ではないと考えてしまう

成功体験を獲得しても、その成功の要因が自分ではないと考えてしまうと、自信につながらない。例えば、運が良かった、誰かの助けがあった、といった理由で成功したと考えてしまうと、自分自身の能力や努力を過小評価してしまいます。そもそも自信がないのだから自分の成果であるとは考えづらかった。


②成功体験を他人と比較してしまう

成功体験を獲得しても、他人と比較して自分の成功を小さく考えてしまうと辛い。例えば、周囲の人に比べて成功が小さい、もっと大きな成功を収めなければ意味がない、といった考えに陥ってしまう。一歩一歩というのはわかるが、どうしても比較してしまうのだ。こうなると自分自身を認めることができなくなってしまいますよね。


③成功体験を当たり前だと考える

小さな成功体験であるほど、それを当たり前だと考えてしまうこともありました。例えば、何度も経験しているため、次も当たり前のようにできるだろうと考えてしまうと、努力や挑戦がそこでストップしてしまう気がします。


④成功体験を忘れてしまう

結構初歩的な欠陥ではありますが。うまくいったことってすぐ忘れちゃうんですよね、なぜか。成功した当時は嬉しかったけれど、時間が経つにつれて忘れてしまい、また自信を失ってしまうことがあります。


他に考えられること

  • そもそもの自己肯定感の低さ

  • 過去の失敗のトラウマ

  • 自分が本当に追求したい価値に沿っていない

  • 他人からの評価や承認を強く求めている

  • 失敗体験が強く記憶に残っている

  • 完璧な結果を求める

なども考えられますね。


成功体験が当てにならない理由としての認知バイアス

ここからは、成功体験のリスクの部分に目を向けたいと思います。
多くの方々が「小さな成功体験を」と言っているのでそれ自体は間違いではないと思っています。
ただ物事は相対的な面もあるので、違う視点からも見た方が良いというのが私の考えです。


①誤った自信の形成

小さな成功体験は誤った自信を与えることがあります。これにより、自分の能力や判断力を過信し、失敗を予測せずにリスクを取る可能性が高まります。しかし、成功が偶然の結果であったり、他の要因によるものである場合、その自信は問題を引き起こすこともあります。


②ステータスクオ

成功体験は社会的なステータスや評価に影響を与えることがあります。小さな成功体験が蓄積されると、自分を高く評価し、他人からの評価を求める傾向が強まります。しかし、このような外部からの評価に依存する姿勢は、本来の目標や価値観を曇らせます。


③固定マインドセットの形成

小さな成功体験が一貫して続く場合、自分の能力や特性が固定されていると考える傾向があります。これにより、努力や成長の意義を否定し、努力が必要な挑戦を避けることに繋がってしまいます。


④情報の歪み

小さな成功体験が意思決定に影響を与える場合、その成功を根拠にして情報やデータを歪めることがあります。これによって、客観的な判断が影響を受けてしまう可能性があります。


成功体験に頼らず自信をつけるには

意外とリスクもあるんですね。
ではどうすれば私のような人は自信をつけることができるのでしょうか?
成功体験に頼らないという側面から考えてみましょう。


①自分の強みや能力を認める

自分の強みや能力を認めることで、自分に対する信頼感が高まり、自信をつけることができます。自分の強みや能力を客観的に見るようにするのもよいでしょう。


②自分の過去の成功を振り返る

過去の成功を振り返ることで、自分は頑張れば成し遂げることができるという自信をつけることができます。過去の成功を書き出し、その成功を実現するために何を努力したのか、自分の強みは何なのかを振り返ってみましょう。私の経験上、この内省は結構ポイントだったりします。


③失敗を恐れずに挑戦する

失敗を恐れずに挑戦することで、自分は失敗から学ぶことができるという自信がつきます。失敗を恐れて挑戦しないのは、成長の機会を逃しているようなものです。失敗を恐れずに、新しいことに挑戦してみましょう。
最初はそれができなくて苦労した面もありましたが、どの道、変わる「勇気」が必要になってきます。


④自分を否定する言葉を捨てる

自分を否定する言葉を捨てることで、自分に対する肯定感が高まり、自信をつけることができます。自分を否定する言葉は、自分を傷つけたり、自信を奪ったりするものです。自分を否定する言葉を口にしたり、自分に言い聞かせたりするのはやめましょう。
肯定的な言葉は自分自身を救います。


⑤自分を大切にする

自分を大切にすることで、自分に対する愛情が深まり、自信をつけることができます。自分を大切にするために、自分の時間を大切にする、自分の好きなことに取り組む、自分の体を大切にする、などといったことを意識してみましょう。


まとめ

成功体験と言ってもデメリットやリスクが存在するんですね。
自分の周りの状況や環境によって様々なケースが出てくるのだと思いました。だからこそ自分で色々確かめて自分だけの答えを出す努力が必要なのかもしれません。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
何か少しでもあなたの気づきに貢献出来たら嬉しいです!


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