嫌なことは「忘れる」のではなく「離れる」という選択肢
こんにちは、意味デザイナーのまさろんです。
みなさんは「嫌なことは忘れなさい」とか言われたことはありませんか?
私はメンタルがやられているとき常に周りから言われていました。
でも忘れるって難しくない!?
そこで私は考えたみたいです。
忘れるのではなく、離れてみる、と。
忘れることはできない問題
「シロクマ実験」をご存知でしょうか?
アメリカの社会心理学者ダニエル・ウェグナーさんによる有名な実験です。
この実験は、意図的な思考の抑制のメカニズムを研究するために行われました。参加者には特定の単語(例えばシロクマ)を考えないように指示します。その後参加者は他の単語を連想する自由な思考時間が与えられましたが結果として、逆に「シロクマ」を思考しやすくなるというパターンが見られました。この実験では特定の思考を抑制しようとすると、それが逆に浮かび上がってくる現象を示されました。
この実験でもわかる通り、「忘れろ」と言われれば逆に忘れられなくなるようです。
私が「忘れろ」と言われてもそれが難しく思えたのはこれが原因だったのかもしれません。
ならば”離れる”ことにシフトしてみる
忘れるのが難しいなら意識的に離れてみることを考えてみましょうか!
①嫌なことについて、誰かに話してみる
嫌なことは、ひとりで抱え込まず、誰かに話すことで、気持ちが楽になることがあります。信頼できる人に話すことで、共感してもらったり、アドバイスをもらったりすることで、自分の気持ちを整理することができます。また、話をすることで、嫌なことが自分だけの問題ではないことも実感でき、気持ちが軽くなるでしょう。話す相手は、家族や友人、恋人、カウンセラーなど、誰でも構いません。話す内容は、嫌なことの具体的な内容にとどまらず、自分の気持ちや考えも伝えることが大切です。
②嫌なことに関連する場所や物を避ける
嫌なことに関連する場所や物を避けるようにしましょう。嫌なことが頭に浮かびやすくなるのでね。例えば、嫌な思いをした職場や学校、好きな人と別れた場所などは、できるだけ避けるようにしましょう。また、嫌な思い出を引き出すような物、例えば、別れた恋人との写真や思い出の品などは、処分したり、見えないようにしたりするのもよいでしょう。
③嫌なことを思い出したときに、別のことに気をそらす
どうしても嫌なことを思い出してしまうときもあると思います。そんな時は別のことに気をそらすようにしましょう。例えば、好きな音楽を聴いたり、映画を見たり、スポーツをしたりなど、あなたの興味のあること楽しいことに没頭することで、嫌なことを忘れることができます。あるいは、個人的には深呼吸をしたり、目を閉じてリラックスしたりすることも効果的でした。
④嫌なことに執着しないよう、考え方を切り替える
嫌なことに執着せず、考え方を切り替えることも大切です。例えば、嫌なことは、自分の成長につながるものと考えたり、嫌な経験を乗り越えて、より強くなろうと考えたりすると、気持ちが前向きになるでしょう。また、嫌なことは、誰にでも起こることであり、自分だけではないと考えるのも良いかもしれません。
嫌なことから離れることは、簡単なことではないです。しかし、少しずつでも嫌なことから距離を置くようにすることで、嫌なことの影響を減らし、前向きな気持ちで生活を送ることができるようになります。
まとめ
「離れる」というのは、嫌なことから距離を置くことを意味します。嫌なことに執着したり、考え続けたりするのではなく、それを受け入れて、自分の人生から切り離すことです。
嫌なことから離れることで、そのことで悩んだり苦しんだりすることが減っていくのではないかと思います。
少なくとも私は随分と楽になりましたよ!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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