ほとけさまのおしえ「青春十八切符」
いよいよ今日で仕事納めという方も多いと思います。
帰省に旅行に遠距離の移動が増える時期でもあります。
そしてこの時期、JRの「青春十八切符」を使われる方も多いのではないでしょうか?
青春十八切符は通勤通学の需要が細る時期に、旅客と収益を増やす目的で「企画」されました。
特徴としてはJRの普通電車(快速、一部の連絡船を含む)が一日乗り放題なので、自由に計画し結構な長距離でも移動することができます。
かつて学生だったウン十年前には始発に乗って、一日かけて中部地方から「岩手県の一ノ関駅」まで行ったことがあります。
そこに夜中の十二時前に到着し、数時間後にやってくる夜行の「急行八甲田」に乗り、早朝に「盛岡」に着けるのです。
急行券も含めて「五千円足らず」で、盛岡の「冷麺やジャージャー麺」をいただけたことは懐かしい思い出です。
また、かつては「夜行」の普通列車もけっこう走っておりました。
「ムーンライト九州」で博多まで出かけ、「中洲の博多ラーメン」をいただいたこともあります。
もちろんじっと座っているのは時には「苦痛」でもありますが、それを補って余りある「ご縁」がいただけるのです。
「忍辱と禅定」の教えにしたがい行を修めれば、良いご縁が待っている。
仏教的な生き方、考え方を修めるには、「青春十八切符」の旅は「もってこい」だと思うのは私だけでしょうか?
☆今日の一句☆
遠き道
座り続けて
縁を得る