仏教に学ぶ生き方、考え方「〇〇ばかりしているということ」
皆さんは最近ずっとし続けていることはありますか?
私の場合は最近は外食ばかりして、プールに毎日行ってという生活です。
「外食三昧、プール三昧」な毎日と言えるでしょう。
他にも「旅行三昧」や「釣り三昧」な毎日を送ってみえる方もいるのではないでしょうか?
実は親鸞聖人の書かれた和讃にも「念仏三昧」という言葉が出てきます。
これを「いつもずっと念仏ばかり唱えている」と思いがちですが、実はそういうことでもないのです。
もともと「三昧」はサンスクリット語の「サマーディ」を音写したもので、「深い集中の状態」を表したものです。
読み方も「ざんまい」ではなく「さんまい」と読みます。
実は外食三昧の私でも、本当の意味で三昧ではないなと反省しているのです。
美味しいご飯を出していただいても、スマホをいじったり別のことを考えたりして、しっかりと味わっていないのではないかと感じるのです。
そして禅定の心持ちで一つひとつのことに、じっくりと向き合っていきたいなと思っております。
☆今日の一句☆
三昧と
いうが心は
散漫だ