ほとけさまのおしえ「孫の手」
昨日から背中が痒いです。
左側の肩甲骨のところを虫に刺されたみたいなんですが、掻こうにも「なかなか」手が届きません。
歳とともに身体も硬くなってきているのもあるのかもです。
そんなときにほしいのが「孫の手」です。
物差し定規でも代用しようと思えばできますが、先が微妙に曲がっていて丸みがある孫の手のほうがだんぜん使い勝手がいいですよね~。
ゴルフボール付きのが何本かあったのに、先代の遺品整理のときに全部捨ててしまったみたいです。
そんなことで、また買おうと算段しています。
ところで私たちはみな、「誰かの手のひら」の上にいることをご存知ですか?
それは阿弥陀如来様の手のひらの上にいると言われています。
そしてどれだけ離れようと暴れようと、その手の上から逃れたり落ちたりすることはありません。
それはなぜかというと私たちすべてを「必ずすくい取るため」にいつも手の平に乗せてもらっているからです。
その昔、「孫悟空」がキントン雲に乗って「十万八千里」を移動しても、阿弥陀如来様の手の平を離れることはできなかったと言われております。
でも私たちの意志とは関係なく、いつも阿弥陀如来様の手の平で守られていると想えば、この刹那のひととき、さらには今この場所ですぐに安心できるのではないでしょうか?
ホント、「痒いところに手が届く」ようなお話でした。(笑)
☆今日の一句☆
極楽に
彌陀の手借りて
往生す