ほとけさまのおしえ「交通事故とハレンチ行為」
その昔、はじめて就職して働き始めたときに、そこの偉い方から言われた「言葉」を思い出します。
それは「交通事故とハレンチ行為だけはするなよ!」というものでした。
その方は大変「気さく」で部下の人からも慕われておりました。
ちょっとした「ミス」にも目を瞑り、何かあると真っ先に「心身の心配」をしてくれました。
そんな方でしたが「交通事故とハレンチ行為だけは、俺の力では救ってやることができないからな~」と何度も伝えてくれました。
結局そこでは一年だけお世話になり退職してしまいましたが、数十年が経った今でもその言葉はずっと「心に残って」おります。
北海道以外のあらゆる土地にドライブで車を走らせ、総走行距離は七十万キロを超えていますが、事故だけは起こさないように心がけております。
またハレンチ行為もしっかりと慎んでおります。
もちろんこれからもその心がけは続けていくでしょう。
その方の「言葉ひとつ」で人生が救われているなと感じることも多いのです。
そして仏教にはそんな「珠玉の言葉」が散りばめられているなと思うのです。
全部を知らなくても、どの部分を切り取ってもきっとあなたの人生を支えてくれる「芯柱」となるでしょう。
そんな体験を味わう方が一人でも増えると嬉しいなと思っております。
☆今日の一句☆
得るものは
人を支える
言葉なり