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ほとけさまのおしえ「予防」

 冬になり、寒さが増すと気になるのは「感染症」です。

 今年は「インフルエンザ」、「コロナ」に加えて「マイコプラズマ」も流行の兆しを見せているようで、お出かけのときにはどうしても「気になって」しまいます。

 感染症にかかることがないように、「睡眠や栄養」をしっかりとったり、「うがい手洗い」をこまめにされたりして「予防」を心がけている方も多いでしょう。

 なぜ感染症を予防をするのかと言うと、病気になって辛い思いや苦しい思いをしないように、そしてそれが原因で命を終えることがないようにするためです。

 そのために「ワクチン」を打ったり、「マスク」をつけたり、お出かけ自体を「控え」たりすることもあると思います。

 でももし予防して、元気に過ごすことができたとしたら、それは「当たり前」のこととして記憶からは消えていくでしょう。

 でももし感染症にかかって何日間もうなされたあと回復して元気になったら、きっと「今ある命」や、「医療関係者の尽力」、「薬の効用」や「家族の看護」に感謝するはずです。

 つまり、何か大変なことから元に戻ると感謝できるような毎日を、私たちは「当たり前」のように生きているということになります。

 そして病気や事故をしないと気づけないありがたい毎日を、予防して「未然に防ぎながら」も感じさせていただける。

 そういう「気づき」を仏教から頂けている方も案外多いのかもしれません。


☆今日の一句☆

 予防して
    感謝をいたす
         いのちかな

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