ほとけさまのおしえ「車のこと」
今回は仏教とは関係のない話をします。
年末に車検を受けました。
私の車は、もう「七年前の軽自動車」です。
そして走行距離は「二十六万キロ」を超えております。
しかし今回三回目の車検を受けるにあたり、乗り換えの検討などすることもなくこれからも乗り続けるつもりでおりました。
車検では「ブレーキローター」や「ゴムブッシュ」など、今までの酷使で傷んだところを交換してもらい、これからもまだまだ乗れる状態にしてもらいました。
車検が終わり、代車から乗り換えて走りはじめてすぐに、明らかに騒音が大きくなっているような気がしました。
きっと代車が静かすぎたのだろうと思っていたのですが、スピードを上げると「グァングァン」と共鳴するような音が車内に溢れます。
アクセルやブレーキ、コーナリングなどには影響がないのですが、三十分も運転するとハンドルからの「振動」で手が軽く痺れてしまいます。
そんな状態で、ディーラーがお休みの年末年始を何とかやり過ごし、お正月明けに持ち込んで症状を訴えました。
ところがディーラーの整備士には、その騒音が「わからない」らしいのです。
車検前に比べてノイズが大きくなったと訴えて同乗してもらっても、整備士さんは首をかしげるばかりです。
距離を乗っている車という引け目もあり、それ以上騒音に関してあまり訴えることもできず、面取りだけしてもらいましたが症状はおさまりません。
きっと自分の感覚がおかしくなってきたのかと諦めて乗っておりました。
そして、車検を受けたばかりなのに、「新車」に買い替えることを考えておりました。
そんなとき動画サイトでブレーキローターを交換している動画を見つけ、観ていると意外と簡単にできることを知りました。
試しにタイヤを外してブレーキディスクを動かしてみます。
そうすると組み付けのときにローターの差込口にある程度の「遊び」があり、それが一ミリほど「ズレている」ことに気が付きました。
それを修正して再度乗ってみると、症状が見事に収まり騒音がなくなったのです。
ほんの少しのズレで大きな騒音になることもあるのだなと感じました。
そして少ないガソリンでいろいろな所に連れて行ってくれるこの「小さな相棒」と、これからも長く付き合っていこうと想いを新たにしております。
☆今日の一句☆
トラブルも
すこぶるよいよ
ジョイフルだ