仏教に学ぶ生き方、考え方「雲ひとつない快晴の空を見ながら想うこと」
今朝はとても寒いですが、空がとてもきれいです。
雲ひとつない空が頭上に広がっています。
そして冷気はありますが「野鳥」のさえずりが響き渡っていて、春を感じさせてくれます。
桃や梅も散り始め「四季桜」が少しずつ花びらを広げ始めております。
こんな平和な朝に限って思い浮かべることは「今日、この命が最後を迎えるかもしれない」と言うことです。
でもほとんどの場合、それが「杞憂」に終わります。
そして杞憂の数が増えていくと、今日がいつしか「来て当たり前のもの」になっていきます。
突然の事故や災害で亡くなられた方はその日の朝、どのような「心持ち」だったのでしょう?
この私の命ももしかしたら細い「一本の糸」でぶら下げられているだけかもしれません。
そしてこんな穏やかな快晴の朝を迎えても、その日のうちにその糸が「切れてしまう」ことは起こりうるのです。
そのことを心に留め置くことで、このとき、この空がとても「愛おしく」思えてくるのを感じております。
☆今日の一句☆
この命
生かされておる
糸ひとすじ