ほとけさまのおしえ「総裁選、その後、、、」
それぞれの党の総裁選が終わりました。
その結果に驚いた人、喜んだ人、悲しんだ人、それぞれ「自身の立場」から見る風景は違うと思います。
しかし終わったことは、「そのままありのまま」を受け入れる心持ちは大切にしたいものです。
以前にも申しましたが、「投票権」のない私はただ行く末を見守ることしかできません。
でももし自分に投票権があるとしたら、「どのように」考えて票を投じたでしょう。
「普段お世話になっているから」「同じ学校の同期だから」「馬が合うから」「趣味がよく似てるから」はたまた「あいつだけには勝たせたくないから」など、、、直接政策とは関係のない動機で、票を投じてしまうこともあるのではないかと感じております。
また「上司や先生に言われたから」「好きな人にお願いされたから」という動機も働くでしょう。
凡夫である以上、自分や周りの人の想いから離れて考えることは、「実は難しい」のです。
お釈迦様は最後の言葉で「自灯明、法灯明」の教えを示されました。
自らを灯明とする生き方も、法を灯明とする生き方もどちらも大切だと思います。
しかし注目すべきはその「順序」です。
つまり、まずは「自分の心」を拠りどころとする。
そしてそれでも迷うとき、わからないときに「法を拠りどころ」とすることを伝えられたのです。
まずは「国民のこと、日本のこと」を自ら考え、それでも迷うときには「他の人の考え方や政策」に学ぶ。
そんな心持ちで政治にも「参加」できたらと思っております。
☆今日の一句☆
総裁に
なれない我は
葬祭す
※涼しくなって余裕が出てきたので、自虐ダジャレで攻めてみました笑