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仏教に学ぶ生き方、考え方「三連休の最後の日に」

 カレンダー通りの休みの人は、この三連休を楽しみにしていた方も多いと思います。

 家族で出かけたり、趣味に没頭したり、友だちと遊んだりして楽しいことを「いっぱい」されたのではないでしょうか?

 お天気もよく、暑いとはいえ「最高」の連休日和になりました。

 そして今日はその「最終日」です。

 今日の夕方には「あっという間」に過ぎた日々と、明日からの「仕事や勉強」が心の中に忍び寄ってきて、辛くなったりします。

 仏教の教えに「苦楽一如」というものがあります。

 これは苦しみと楽しみは「紙のおもてうら」のように一緒になっているということです。

 つまり「楽しめば楽しむだけ苦しみもやってくる」ということになります。

 つまり「楽しみ」の分だけ、それを失う時に「苦しみ」がやってくるのです。

 そう思うとなんだか「寂しい」ですよね?

 楽しめるものも楽しめなくなってしまいます。

 でも「安心」してください。ちゃんと考えてますよ~!

 それに囚われないようにするには、苦楽一如を「逆に」考えればいいわけです。

 つまり苦しい思いを「すればするほど」楽しみが感じられると思えばいいわけです。

 この三連休が終わることに囚われずに、明日から仕事をしっかりすれば「お盆休み」という楽しみが待っている、「夏休み」が待っていると考えればいいんですよね?

 そしてそれが終われば、「シルバーウィーク」という楽しみを、それが終われば、「冬休み」や「年末年始」を楽しみにすればいいのです。

 明日から酷暑の中「働き学びゆく」皆さんを、仏教で「優しく」支えていきたいと思っております。


☆今日の一句☆

 簡単です
    苦楽を楽苦に
         変えるだけ

 

 



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