ほとけさまのおしえ「冬のおたより」
自坊の御同行様には「LINE」でおたよりを配信しております。
でも以前のように、紙に印刷してお渡しする「おたより」も年に二回あります。
その原稿を作成し、今日は近所の「百円ショップ」で印刷してまいりました。
A4サイズだと小さくて見にくいとのご意見もあり、「A3サイズ」に拡大印刷をしてお渡ししています。
それと来年の年回法要にあたっておられる方の「一覧表」も一緒にお渡しするのです。
小さなお寺ではありますが、それなりに「多くの御同行様」がおられるので、数日かけての作業になります。
おたよりと年回表を重ねて折り、中に「ポケットティッシュ」を挟んで封筒に入れていきます。
開いたときに折り目が目立たないように、できる限り折り目をつけずにふんわりと折り、ティッシュで膨らませて「封筒」にいれるのです。
その作業が、以前はとても大変で「面倒だ」と感じておりました。
しかし最近はこの時間こそ、「自分の心を見つめる」貴重な時間ではないかと感じております。
実際に様々な想いが出てきますが、この理由を考えたり、心の中にある仕事への向かい方を「見つめたり」できるのです。
そしてそうやって考えていると、あっと思うような「妙案」も思いつくのです。
このおたよりが御同行様のお手元に届いたときに、どんな思いで「受け取って」もらえるのか。
そこに想いを馳せることは、とても「楽しいひととき」なのです。
☆今日の一句☆
おたよりの
想いは届く
温かし