仏教に学ぶ生き方、考え方「お寺のお坊さんという存在」
御同行様との話の中でよく出てくる話は、「他のお寺の住職」に関する話題です。
いいお話から、愚痴のようなお話まで「様々ななお坊さん」がみえるのだなと感じるほど、次々に話をされます。
〇〇寺の住職さんはまだ若いけど、「お経が上手い」とか、「法話が面白くて楽しい」とか聞くと、嬉しい反面、自分もそういう風に見られているんだと「気が引き締まる」思いです。
中には、世話方と喧嘩して寺を出ていった住職の話とか、外車を乗り回している住職の話とかもチラホラと聞かされます。
そして思うのです。
この世の中には様々な人がいらっしゃるように、様々な「お坊さん」もいらっしゃる。
そしてそれぞれ様々な経験をしたり、様々な性格を持っていたりする。
家庭の事情、本人の気持ちもある中で、お寺の住職に就くということは、それなりに大きな決断をされて「重責を担っている」わけです。
最近「無住」のお寺が増えてきておりますが、住職のいないお寺はなぜか「荒廃」していくものです。
それも時代の流れなのかもしれませんがやはり御同行様の信仰の心と住職との信頼関係が大切だと感じております。
☆今日の一句☆
お互いが
想い合うこと
仏の基(き)