仏教に学ぶ生き方、考え方「人と話すということ」
皆さんは一日にどれくらい人と話をしていますか?
毎日子どもたちに囲まれて、たくさん話している人もいれば、「今日は誰とも話さなかったな〜」という人もいます。
それを聞くとたくさん話している方が「いいな」と感じますが、そうとも言い切れません。
「気心の知れた」人との会話ははずみますが、そうではない会話も多いのではないでしょうか?
考えてみれば、人とのコミュニケーションほど、「心が安らぐもの」もあれば「ストレスになるもの」もないのではないでしょうか?
そして心安らぐ会話を皆さんは望んで、それのために「時間と労力」をかけている人も多いと思います。
でもよく考えると話す人がいるいないに拘わらず、よく「話している相手」がいますよね?
それは「自分」です。
自分に問いかけたり、自分の気持ちを察したりすることは「誰でも」しているのではないでしょうか?
自分と話しても「仕方ない」と思われるかもしれません。
でもほとんどの人は、気兼ねなく話せる人は実は少ないのです。
長年連れ添った相手でさえ、「本音で話せない」という人がとても多いのです。
そうであれば、「気兼ねなく」話せる自分ともっと話をしてみることは、大切なのかもしれません。
☆今日の一句☆
寂しいとき
もっと話そう
我が心